2016.04.14 Thu

『誰でも簡単に』ペルソナを作ることが出来る3つのポイント。

Young smiling businessman at composite business background

Young smiling businessman at composite business background

みなさん、こんにちわ。
ジーニアスウェブの志々目です。

実は先週からインタークロスの受講生の方3名に、企業実習に来ていただいています。
今回のブログのテーマでもありますが、早速初日からペルソナ作成、それを基にバナーを制作するという課題に取り組んでもらいました。
作っていただいた中には面白いペルソナもあり、恐らくこの分野に関しては、経験はあまり関係なく「情報収集力」・「妄想力」がある人に向いているなと、改めて感じているところです。

この「ペルソナ」、どこかで聞いたことがあるという方も多いと思います。
マーケティングでは「企業が提供する製品・サービスにとって、もっとも重要で象徴的な顧客像」という意味で使われています。

ペルソナマーケティングは、あるゆる業種において採用されている手法で、あまりにも有名なところで言うと、現在の店舗数は50店舗以上の「食べるスープの専門店」をコンセプトにしたお店『Soup Stock Tokyo』の「秋野つゆ」さんです。

SOUP

「秋野つゆ」という象徴的な顧客像を描き、彼女のライフスタイルの中に浸透するブランドとして、『彼女が共感する店舗づくり』、『彼女が訪れる立地に出店する』、『彼女が喜ぶ商品開発』が徹底されたと言います。そして、創業わずか10年で売上高42億円・52店舗にまで成長を遂げました。

少し長くなりましたが、今回は「誰でも簡単にペルソナを作ることが出来る3つのポイント」を、ご紹介したいと思います。

「ペルソナは最低3パターン用意する」

顧客A → 「自分のお客さんで最も多い人」
顧客B → 「顧客Aの次に多い人で、顧客Aとは違うタイプの人」
顧客C → 「自社にはいないが顧客にしたい人」、「数は少ないが増やしたい人(客単価が高い)」

ペルソナ作成は、一人で行わずグループで意見を出し合いながら作っていくと効果的です。

「ペルソナに含めるもの」

・基本プロフィール(年齢、性別、住所、出身地、性格、収入等)
・好きなもの(テレビ番組、雑誌、食べ物、場所、音楽等)
・職業
・プライベートの目標
・抱えている課題
・利用しているサービス(Facebook、Twitter、Instagram、ブログ等)

本当に実在する人物像として、思い描けるレベルのものを作成します。

「どこから参考情報を取得するか?」

・顧客の声
アンケートやインタビューを参考に作る
・顧客の声をとるのが難しい場合は、Yahoo!知恵袋や、教えてGoo、同業種の口コミ
・会社でFacebookをされているのであれば、いいね!してくれた人の情報

まとめ

もうすでに多くの顧客を抱えているという方は、恐らく顧客像というものが見えているかと思います。
しかしそれは、「○○代以上の女性」いうような漠然としたものが多いのではないでしょうか。
ペルソナを作ることで得られる利点に、店舗設計、商品開発、パッケージ、広告、あらゆる関係者の方向性が明確になるという部分があります。
企業の成功例を見てみると、かなり練られたペルソナが背景に存在することが多くあります。

是非、みなさんにも自社製品の理想となる顧客像を見つめ直していただく手段として、ご活用いただければと思います。
それでは。

WRITERこの記事を書いた人

志々目

東京オフィスにて、PPC広告のアカウント構築・運用、ソーシャル広告の運用を担当しております。

東京オフィスにて、PPC広告のアカウント構築・運用、ソーシャル広告の運用を担当しております。

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