2019.12.03 Tue

Googleマップを活用して、会社の効果的なPRを行おう

Googleマップを活用して、会社の効果的なPRを行おう

どこか行きたいところが出てきたとき、とても頼りになるのがGoogle Mapでしょう。スマホで簡単に使えますし、「経路案内」をクリックすれば、そのときの居どころから目的地までの最短コースを表示させてくれますね。とにかく便利!

ところでこのGoogle Mapは、一般消費者・一般ネットユーザばかりに価値があるわけではありません。商売をする側にとっても価値があります。それも、ありふれた小売店から大型店舗・大企業に至るまで、あらゆる業種・あらゆる業者にとって使い勝手がよいサービスなのです。ただ「道案内ができる」だけではなく、集客する上ですごく頼りになるのです。

※このようなGoogle Mapや地図検索を活用して、集客や売り上げ向上を最終的に目指す行動を、「MEO」と呼びます。これは「Map Engine Optimization」の略称で、「地図エンジン最適化」と訳されます。

では、Google Mapを駆使すると集客や売上アップのためにどう役に立つのか? どう使っていくのが最善の策なのか? 最新情報をもとに明らかにしていきましょう。

目次/このページでわかること

「Google Map」が出てくる機会が多くなった背景

Google Mapは、どのようなきっかけで消費者たるネットユーザの目の前に出現するでしょうか? まず、Google検索とGoogle Mapのつながり方からおさらいしてみましょう。

1 「地図検索」が重視される時代! 「画像検索」「ショッピング検索」よりも目立ちますね

Googleの検索では、通常の検索のほかに「画像」や「動画」のような特別検索機能もありますね。その中で「地図」もありますが、これは地名を検索したい場合にとても便利。使った経験がないという方はめったにいないでしょう。

↓のように、地図検索は、ノンジャンルの検索である「すべて」のすぐそばに現在では表示される傾向が強いですね。

↓のように、地図検索は、ノンジャンルの検索である「すべて」のすぐそばに現在では表示される傾向が強いですね。

「画像」「ショッピング」「ニュース」よりも左に表示されています。早い話、地図検索の需要は世の中でとても伸びているといえるでしょう。

※そして、実際に地図検索結果を選択したら?

※そして、実際に地図検索結果を選択したら?

2 「地図検索」を使う気がなくても、地図が出てくるのはなぜか?

しかしGoogleの、この便利な地図検索のサービスは、このような地域の情報を欲していないときでも、今では出てくるようになっています。

では、同じキーワードで、通常の検索をかけたときの画面に戻ってみて……

検索結果をスクロールしてみると?

ご覧のように、通常の検索結果の真上に、ちょっとした地図検索スペースが出てきますね

ご覧のように、通常の検索結果の真上に、ちょっとした地図検索スペースが出てきますね

「さらに表示」をクリックすると、地図検索結果に移動しますね。

「さらに表示」をクリックすると、地図検索結果に移動しますね。

このように、今では「地図検索」を利用するつもりがない場合でも、地図検索への誘導スペースが出てくるのです。

※補足説明しますと、どんなキーワードでも出てくるわけではありません。地域の情報とつながらないワードであれば、通常の検索結果だけになることがふつうです。

しかし、「地域名×商業施設」「地域名×企業の種類」といった組み合わせで検索すると、地図検索への誘導スペースは必ずと言っていいくらい出てきます!

さて、ここまで何回も「地図検索への誘導スペース」と、やや長い呼び方をしてきましたが……この欄には「ローカルパック」というれっきとした名前があります。

3 「ローカルパック」が、これからのWeb集客やPRの要となります!

このローカルパックに、うまいこと自社・自店の情報をうまく掲載することができれば? Googleから集客する上で一気に有利になります!

先ほどの例でいえば、大阪市内在住・在勤・在学~等のネットユーザが、急に歯が痛くなったら? 「大阪市内 歯科医院」とGoogle検索をするでしょう。そのときに、ローカルパックの欄に出てきた歯科医院は、とても目立つわけです。正直、その下の通常検索結果に出てくる医院より目立つかもしれません。

しかも、クリックするとその医院の居所はじめ重要なデータが詳細に表示されるのです(後述します!)。

ローカルパックはなぜ役に立つのか? 主な4つの優位性

ローカルパックは、単にネット上で目立つからビジネスに有利というわけではありません。そのほか、以下のような目立つ機能が備わっていますね。

1 連絡先等の、ベーシックな情報をまとめて、的確に通知できる

ローカルパックを見たユーザが、掲載されている店舗・企業をクリックすると?

次のような情報が表示されますね。

ローカルパックを見たユーザが、掲載されている店舗・企業をクリックすると?

  • 名称(フルネーム)
  • 郵便番号・所在地
  • 営業時間
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • 公式サイト
  • ……etc.

これらはいずれも、来店・利用等をしようか迷っているユーザが真っ先に欲しがる情報ばかりですね。

しかも電話番号やメールアドレスについては、クリックするとその場で利用できます。たとえば、行く気になったユーザがその場で電話できる点は集客に大いに好影響を及ぼします。

それから、写真の掲載が可能な点も見逃せないメリットですね。

やはりユーザは、店内の様子がわかるほうが喜びますし、来店・利用のモチベーションにも直結します。

2 ネットユーザが、気になったローカルパックの情報を保存できる

Googleアカウントを持っているユーザなら、「保存」の機能を利用できます。
保存してもらえたら、自社・自店の情報をすぐに見てもらえない場合でも、あとでじっくりとチェックしてもらえますから、長期的な集客につながります。

3 「経路案内」で、詳しい道案内が可能となる

そして、ローカルパックで何よりもありがたいのは、「経路案内」の機能が充実している点でしょう(スマートフォンやタブレットで簡単に使えるとてもおなじみのサービスですから、改めて説明する必要はなさそうですが……)!

任意の場所を指定したり、あるいはその時点の居場所を指定したりするだけで、その店舗・事務所等への道のりをすばやく表示してくれますね。

複数のルートを教えてくれたり、移動中の場合ならその時点での所在地に合わせて表示してくれたりと、この上なく親切なサービスに仕上がっています。これは商業施設の経営においては、ぜひとも利用したいサービスです。

4 口コミを書き込む機能がさかんに利用されている

口コミというものはアナログな時代から、消費者にとってとにかく重要な情報入手の手段でしたね。

デジタルな時代に突入しても、依然として口コミの重要性は衰えていません。そしてローカルパックには、口コミをネットユーザが自由に投稿できるスペースが設けられています!

地図の口コミ

アマゾン等の口コミと同じく、ユーザは

  • 星(★)の数
  • 自由投稿スペース

の2点を使ってその施設を評価できます。

そしてそれらの集計結果がもっと上の、ユーザにとってよく見える位置に表示されます。

この口コミのコーナーに、やはり高い評価や好意的な口コミが書き込まれていればいるほど、消費者に来店・利用をしてもらえるチャンスは増えることでしょう。

ところがこのローカルパック、ひと目でわかることですがかなり小さいですね。

実はここに紹介されるのは「MAXで3件」です!

近所の競争相手よりも目立つためには、確実にその3件の中に入らないといけません。

Googleマップおよびローカルパックの活用で、なくてはならない「Googleマイビジネス」とは

ローカルパックをうまいこと利用して集客するために、ぜひ利用していただきたい仕組みがあります。それは「Googleマイビジネス」。名前から想像がつきそうですが、Googleが提供しています。これは事業家向けのサービスで、すでにたくさんの企業が登録して(アカウントを取得して)日常的に使っています。

GMBに登録することで、狙ったキーワードで(通常の検索で)上位にランクインすると同時に、ローカルパックでも表示されるチャンスをつかむことが可能になります……が、それだけではありません。「Googleマイビジネス」に登録すると、そのほかにいったいどんな利点があるのでしょうか?

1 ローカルパックの情報の掲載および管理が快適に行える

上述していますが、自社・自店の連絡先や写真等を自由に掲載・編集できます。

というわけで、この情報は常に最適に保っておきたいところです。たとえば営業時間を変えた場合は、速やかに時刻を更新しないといけません。

それから、店内のリニューアルやリフォームを実施した場合は、最新の写真を最高の条件で撮って、現在の店内の雰囲気を迅速に伝えるようにするのが妥当でしょう。

2 ローカルパックを含めて、自社・自店のオンラインの情報が利用された結果を、定期的に報告してくれる

これは、あまり知られていることではないのですが……Googleは非常に精密な検索エンジンです。今では、世界中の人々がGoogleを使っているのですが、その何十億というネットユーザの日々の検索行動を、きちんと記録・集計できる仕組みを築いているのです。

というわけで、ローカルパックの利用者が1名でも増えたら、その1名の行動も集計します!

たとえば、

  • 「2019年7月における、ローカルパックを通じて、自社・自店へのルートを調べてくれた人数」
  • 「同月における、ローカルパックの経路案内を利用したユーザの人数」

~といった細かなデータまで、正確に教えてくれます。

3 (GMBが)レビューの投稿を、利用者に依頼してくれる

さて、上のほうですでにローカルパックには口コミの機能が設定されていることはご説明していますが、この口コミは書いてくれないユーザのほうが多いでしょう。

現代人は何かと多忙ですし、利用した商業施設の口コミをわざわざ書こうと思う方は、どちらかといえば少数派でしょう。しかしそれでは、せっかくの口コミ機能もじゅうぶんに機能しないことになりますね……そこでGoogleでは、レビュー(口コミ)の投稿を、来店者・利用者にメールを出して依頼してくれます。

これはアマゾン等と変わらない仕組みですが、Googleの場合は経路案内を使ったユーザをはじめ、ローカルパック上で何らかのアクションを起こしたユーザに絞って依頼しています。

※アマゾンの場合は、商品を購入したユーザに主に評価を依頼するメールが送られているはずですが、ローカルパックの場合は確実にその店舗に行ったのかどうかは判別できません。そこで代わりに、来店につながりそうなアクションをしたかどうかで、メールを送るかどうかを決めている模様です。

MEOに成功するために、今からやるべきこと一覧

さて、Google Mapをうまいこと使いこなせたら、それだけでネットからの集客が大幅に有利になることはおわかりいただけたでしょうか?

これまでの流れをまとめて、さらに必要なことを整理しますと……?

  • 地図検索で上位になれるようなキーワードを、なおかつ自社・自店の持ち味にぴったりなキーワードを選定する
  • ローカルパックの3サイトに入れたりするような施策を研究し、実践する
  • Googleマイビジネスに登録して、ローカルパック情報を的確につくり上げる
  • 集まってきたユーザに、どんどんレビューを投稿してもらう
  • Googleマイビジネスの報告を随時分析して、さらなる向上を目指す

以上を的確に繰り返していくことが要求されるでしょう。

MEOで成功するために「やってはいけないこと」

さて、MEOのために必要なことを書いたばかりですが……
その反対で、不要なことも書いておきましょう。

この場ではっきり書いてしまいますと、それは「口コミの捏造」ですね。

1 口コミサイトを中心に、口コミは書きたい放題書き込まれていますが……

すでに述べていますが、口コミは社会のあちこちで見聞きできますね。誰かと雑談している場でもよく出てきますし、ネットの世界でも山のように書き込まれています。

※アマゾンのレビューについてはすでに取り上げていますが、それ以外口コミが多いWebページといえば?
飲食の「食べログ」や「ぐるなび」、美容の「@COSME」や「HOTPEPPERビューティー」、旅行の「トリップアドバイザー」、不動産の「マンションコミュニティ」、ブライダルの「ゼクシィ」……と、口コミが大量に読めるサイトは盛りだくさんですね。

アマゾンや食べログともなると、巨大なサイトで毎月のページビューはおそらく何十億というスケールでしょう。サイトが並外れて大きかったり有名だったりすると、ついそれだけで信頼してしまいますが……、しかし果たして、絶対的な権威でしょうか??

たとえば、口コミサイトの中でダントツの知名度を誇る食べログにしても、以前からネガティブな噂が絶えず流れていました。食べログの口コミに対して「信頼できない」「あてにならない」といった声は、もう10年も前からとだえることはありませんでした。

実際のところ、口コミサイトは不特定多数のユーザからレビューを求めることで成り立っています。しかしその分、悪意を持つユーザが随時集まってくるきらいがありますね。

・いい加減な口コミを書くユーザ
・他店を貶めるために悪評を下すユーザ
・(自店をほめちぎる)自作自演者
……etc.

これらの口コミは、不特定多数の消費者・ネットユーザを混乱させてしまうため問題視されています。なかなか露見しないのですが、今までに疑惑が持ち上がって大騒ぎになったことは一度や二度ではありません。

2 ローカルパックの口コミを、自分で書いたり、書いてもらったりすると? Googleはお見通し!?

さて、ローカルパックを利用したい数多くの企業・商業施設等にとっていちばん手っ取り早い悪用方法は、おそらく「自己レビュー」でしょう。

※競争相手に対する、根拠のない批判や誹謗中傷を投稿したら、速やかに事件化する恐れがありますが……自分自身に対して高得点・高評価を下す行為ならどこかに敵をつくる恐れがありません。

それに、これまで自己レビューについては、必ずしも自分自身でやる必要はありませんでした。第三者に、金銭等と引き換えに頼んでやってもらうこともできたわけです。

ただし、このような自己レビューもすでに限界に来ています。Googleの不正を捜査する仕組みも年々進歩していますし、罰則が厳格化しています。「どうせわからないだろう」と。高を括っていると、ある日突如として重大なペナルティを下される恐れがあります。

「Googleレビュー(ローカルパックのレビューも含みます)」のような口コミに限らず、最近のGoogleはありとあらゆる不正行為に厳しい姿勢をとるようになりました。

https://www.seroundtable.com/google-sues-local-seo-company-25788.html
↑のニュースでは、Googleが詐欺行為を働いた3つの会社に対して裁判を起こしたことが赤裸々に報じられています。
このような、巨額の賠償が絡む事件になる恐れは実際には少ないでしょうが、口コミの不正行為を働いたことを感づかれてしまったら? Googleのサービスの使用を制限されるといったペナルティが課される恐れがあるでしょう。

3 ローカルパックをはじめとしたGoogleレビューには、既存の口コミサイトにない強みがあります

もともと現在は、食べログのような既存の口コミサイト(すべてではありませんが)の活用が壁にぶつかっている時代だといえるでしょう。

上述した

  • 不信感が消えない
  • 不正行為をしやすい(しかし、サイト運営側が取り締まれず野放しにしている)

~といった理由のほか、口コミを書かれる立場から見ると……

  • 低評価や中傷等を受けてしまうと、なかなか覆せない
  • 自店へのストレートなナビゲーションができるとは限らない
  • フォーマットが限られていて、望み通りのPRができないこともある

~といった理由もあるわけです。

その点Googleレビューなら?

  • 不正行為をそれなりに監視している
  • 店内の最新かつ詳細な情報のほか、道案内までできる
  • Google直属のサービスのため、SEO等の対策とセットで実施できる

~といったアドヴァンテージがあるのです。

まとめ:信頼できるMEOの相談相手を探して、一刻も早くGoogleマップの最適化を!

会社・店舗のPRのためにMEOを追求することは、次のような利点をもたらしてくれます。

  • 見込み客に、自社の所在地や営業時間、連絡先等をどんどん知ってもらえる
  • 見込み客を、会社・店舗までスムーズに到着するようにナビできる
  • 商品やサービスの質の向上に努力すれば、好意的なレビューを書いてもらえる機会が増える
  • ローカルパックがどのように利用されているのか、正確な報告を受けられる

これだけ利用価値があるのが、現在のGoogleマップのすごさです。とはいえ、忙しい本業の合間を縫って、Googleマイビジネスを使いこなすのは簡単ではないでしょう。しかし今は、MEOのコンサルティングを得意としているWeb会社も簡単に発見できます。
適宜アドバイスを受けながら、Googleマップを通じてネットからの集客やPRを追求していくとよいでしょう。

最後にひとつだけ、重大な情報の追加です。

MEOを専門にする業者もピンキリですね。中には「公明正大な施策を提案できますよ~」と装いながら、表と裏の顔が異なる業者もいることは間違いありません。顧客に対して、きちんとした説明をしない業者には要注意です。顧客に話した通りのことをやらない業者もいますし、ずさんな作業やいい加減な作業、あるいは不正な行為を働く業者もいますから。

最悪の場合は、「Googleマイビジネスの管理を一任していたら、アカウントを停止されてしまった」なんてことになる恐れも否定できません。業者選びはくれぐれも慎重に臨む必要があるのです。

WRITERこの記事を書いた人

広報部

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