2018.10.11 Thu

「なんとなく…」はデザイナーとしてNG!色が持つ心理的なイメージを理解して、意図した色使いを。

みなさん、こんにちは。宮本です。

デザインをしていて、色について考えさせられることは常にあるのですが、なかなか難しいものです。

以前、「人の心理を意識した色選び」と題して、色の役割について書かせていただきましたが、今回は「色が持つ心理的なイメージ」について書かせていただきます。
「人の心理を意識した色選び」(2017年11月14日)

 

色を認識するプロセス

私たちは、物体に当たった光が目に反射することで色を認識しています。

物体に当たる光は、それぞれ波長が異なり、その波長の違いが色の違いということになります。
暗い場所では、そもそも反射する光がないので、何色かが判別できません。

つまり、物体そのものに色が付いている訳ではないのです。

光の波長の中で、目に見える光のことを「可視光線」と呼びます。

可視光線の中で、最も波長が短いものが青紫です。この青紫よりも波長が短く、目に見えない光のことを「紫外線」と言います。

可視光線の中で、最も波長が長いものが赤です。この赤よりも波長が長く、目に見えない光のことを「赤外線」と言います。

 

代表的な8色が持つ、それぞれの心理的なイメージ

赤

赤色が持つ抽象的なイメージ

活発、情熱、危険、温暖、女性

赤色が持つ心理的なイメージ

目を引き、関心を集める。アドレナリンを分泌し、興奮を促す。時間経過を早める。膨張して大きく見える。

 

オレンジ

オレンジ色が持つ抽象的なイメージ

温もり、太陽、健康、親しみ、夏

オレンジ色が持つ心理的なイメージ

食欲増進。エネルギーと開放感。仲間意識を高める。緊張の緩和。

 

黄

黄色が持つ抽象的なイメージ

元気、華やか、奇抜、注意、子ども

黄色が持つ心理的なイメージ

集中力を発揮させる。記憶力を高める。注意喚起。判断力を高める。

 

緑

緑色が持つ抽象的なイメージ

自然、安心、安全、エコ、リラックス

緑色が持つ心理的なイメージ

疲れを癒す。鎮静作用。緊張の緩和。生命力を与える。

 

青

青色が持つ抽象的なイメージ

清潔、クール、信頼、知性、男性

青色が持つ心理的なイメージ

集中力を高める。時間経過を遅める。気持ちを落ち着かせる。

 

紫

紫色が持つ抽象的なイメージ

神秘、伝統、高級、不安、前衛的

紫色が持つ心理的なイメージ

想像力を掻き立てる。感性を豊かにする。ヒーリング効果。

 

白

白色が持つ抽象的なイメージ

無垢、清潔、透明感、軽い、冷淡

白色が持つ心理的なイメージ

膨張して大きく見える。始まりを感じさせる。希望。新しい一歩。

 

黒

黒色が持つ抽象的なイメージ

プロフェッショナル、男性、力強い、重厚感

黒色が持つ心理的なイメージ

強い自己主張。老化の促進。圧力や権力などの力を感じる。

 

さいごに

いかがでしたか?

デザイナーの方をはじめ、デザインに関わる方は、色についての知識を持っておくと、色を駆使して様々な目的を達成しやすくなるかもしれません。

また、デザインに関わりのない方でも、色は身の回りに溢れており、とても身近なものです。

最近疲れているなと思ったら、植物をインテリアに取り入れてみたり、最近忙しくてバタバタしているなと思ったら、青や紫のものを身の回りに置いてみたりと、色の持つイメージを利用して、自分をコントロールすることもできます。

身近にありすぎて考えることも少ないかもしれませんが、一度色について考えてみると面白い発見があるかもしれません。

それでは、失礼いたします。

WRITER/この記事を書いた人

山本

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