2014.12.01 Mon

新人デザイナーが学んでおくべきPPC広告の基礎の「き」

 

みなさん、こんばんは。佐谷です。
街はすっかりクリスマスムードで色めき立っていますね。
浮かれた大学生カップルなんかを見ているとイラッとすると同時に、センチメンタルな気分になります。
さて、今日は社内で先日共有した「PPC広告の勉強会」の内容をふまえて書いていこうと思います。
入社してから、ウェブの知識が多少なりとも身についたとはいえ、ネット広告についてはわからないことだらけです。
今回のブログでは、自分の備忘録的な意味合いもこめて書こうと思います。
また、自分のように「PPC?なにそれ、美味しいの?」という人の少しでもお役に立てれば幸いです。
まず、「PPC広告」とは何かです。
PPCは「Pay Per Click(ペイ・パー・クリック)」の略で、掲載にはコストがかからず、広告が実際にクリックされた回数分だけ費用が発生する、クリック課金型のインターネット広告のことです。
従来の広告では、反応した人の数に関わらず広告費が発生するというものでした。しかし、PPC方式の広告では、広告がクリックされなければ費用が発生しないので、効率のよい集客が可能になったのです。
検索をかけた時に、上部と右部に出てくるこれのことですね。
例えばこの場合「クリスマスプレゼント」というキーワードで検索された時に、出てくるように広告を出しているわけですね。キーワードの人気にもよりますが、1円から出稿が可能です。大体の場合、50円〜130円が平均的だと言われています。
さて、お次にPPC広告を知るうえで、基礎の「き」である必須用語について、説明します。
CPA(Cost Per Acquisition)…ビジネスの目標1件あたりにかかった費用(費用 ÷ コンバージョン数)
CTR(Clicks、Click Through)…表示された広告に対してクリックがなされた割合(クリック数 ÷ 表示回数)
CPC(Cost Per Click)…広告の1回のクリックに対して支払う金額の平均(費用 ÷ クリック数)
CV(Conversion)…広告をクリックしたユーザーが、広告主の設定したビジネスの目標を達成した回数(クリック数 × コンバージョン率)
CVR(Conversion Rate)…クリック数に対してビジネスの目標が達成された割合(クリック数に対してビジネスの目標が達成された割合)
他にもまだまだ専門用語はたくさんありますが、基本中の基本ということでここまでにしておきます。(まず自分が消化できてないので…)
それでは、ここで問題です。
あなたがサッカー用品のネットショップを運営しているとします。
PPCで広告を出していて、目標のCPAは6,000円。
しかし、平均は8,000円前後でどうしても6,000円を切ることができない。
この場合、何を見直し、どう改善すべきでしょうか?
CPAが悪いということは、クリックされている数に対してコンバージョンが少ない可能性があります。コンバージョン率が変わらない場合には、CPC(クリック単価)が高騰している可能性が考えられます。
この場合見直すべき点はいくつか考えられます。
・登録しているキーワードの見直し…無駄クリックを集めている可能性がある。
・ページの内容の見直し…クリックされているにも関わらず、ページがよくないためコンバージョンがとれていない可能性がある。競合が増えている場合、オファーを加えるなどの対策が必要。
・クリック単価の見直し…競合が入札単価を引き上げている可能性がある。
・広告文の見直し…広告文にキーワードが含まれているかを確認。品質スコアを改善する必要がある。
主にこれらを改善する必要があります。
他にも改善の方法はあるかと思いますが、基本的な考えとしてはこんなところでしょうか。
しかし、これをすれば確実に改善されるかと言えば、そうではありません。なぜならPPC広告には明確な正解はなく、「やってみないとわからない」が基本なのです。
以前にもこのブログでご紹介したように、ABテストを行い、そのアカウント最適化していく必要があるのです。
PPCはユーザーの行動を知る大きな指標でもあります。
これからもいろんなケースを見て、勉強していきたいと思います。
このブログを見ているあなたのCPAが下がりますように。それでは。

みなさん、こんばんは。デザイナーの佐谷です。

街はすっかりクリスマスムードで色めき立っていますね。

浮かれた大学生カップルなんかを見ているとイラッとすると同時に、センチメンタルな気分になります。

 

さて、今日は社内で先日共有した「PPC広告の勉強会」の内容をふまえて書いていこうと思います。

入社してから、ウェブの知識が多少なりとも身についたとはいえ、ネット広告についてはわからないことだらけです。

今回のブログでは、自分の備忘録的な意味合いもこめて書こうと思います。

また、自分のように「PPC?なにそれ、美味しいの?」という人の少しでもお役に立てれば幸いです。

 

まず、「PPC広告」とは何かです。

PPCとは「Pay Per Click(ペイ・パー・クリック)」の略で、掲載にはコストがかからず、広告が実際にクリックされた回数分だけ費用が発生する、クリック課金型のインターネット広告のことです。

 

従来の広告では、反応した人の数に関わらず広告費が発生するというものでした。しかし、PPC方式の広告では、広告がクリックされなければ費用が発生しないので、効率のよい集客が可能になったのです。

検索をかけた時に、上部と右部に出てくる部分がPPCの広告ですね。

例えばこの場合「クリスマスプレゼント」というキーワードで検索された時に、出てくるように広告を出しているわけですね。キーワードの人気にもよりますが、1円から出稿が可能です。大体の場合、50円〜130円が平均的だと言われています。

 

さて、お次にPPC広告を知るうえで、基礎の「き」である必須用語について、説明します。

 

 

CPA(Cost Per Acquisition)…ビジネスの目標1件あたりにかかった費用(費用 ÷ コンバージョン数)

 

CTR(Click Through Rate)…表示された広告に対してクリックがなされた割合(クリック数 ÷ 表示回数)

 

CPC(Cost Per Click)…広告の1回のクリックに対して支払う金額の平均(費用 ÷ クリック数)

 

CV(Conversion)…広告をクリックしたユーザーが、広告主の設定したビジネスの目標を達成した回数(クリック数 × コンバージョン率)

 

CVR(Conversion Rate)…クリック数に対してビジネスの目標が達成された割合(コンバージョン数 ÷ クリック数)

 

 

他にもまだまだ専門用語はたくさんありますが、基本中の基本ということでここまでにしておきます。(自分が消化できなくなりそうなので…)

 

それでは、ここで問題です。

あなたがサッカー用品のネットショップを運営しているとします。

PPCで広告を出していて、目標のCPAは6,000円。

しかし、平均は8,000円前後でどうしても6,000円を切ることができない。

この場合、何を見直し、どう改善すべきでしょうか?

 

CPAが悪いということは、クリックされている数に対してコンバージョンが少ない可能性があります。コンバージョン率が変わらない場合には、CPC(クリック単価)が高騰している可能性が考えられます。

 

この場合見直すべき点はいくつか考えられます。

 

・登録しているキーワードの見直し…無駄クリックを集めている可能性がある。

 

・ページの内容の見直し…クリックされているにも関わらず、ページがよくないためコンバージョンがとれていない可能性がある。競合が増えている場合、オファーを加えるなどの対策が必要。

 

・クリック単価の見直し…競合が入札単価を引き上げている可能性がある。

 

・広告文の見直し…広告文にキーワードが含まれているかを確認。品質スコアを改善する必要がある。

 

 

主にこれらを改善する必要があります。

他にも改善の方法はあるかと思いますが、基本的な考えとしてはこんなところでしょうか。

 

しかし、これをすれば確実に改善されるかと言えば、そうではありません。なぜならPPC広告には明確な正解はなく、「やってみないとわからない」が基本なのです。

 

以前にもこのブログでご紹介したように、ABテストを行い、そのアカウント最適化していく必要があるのです。

 

PPCはユーザーの行動を知る大きな指標でもあります。

これからもいろんなケースを見て、勉強していきたいと思います。

このブログを見ているあなたのCPAが下がりますように。それでは。

 

WRITERこの記事を書いた人

佐谷

Web業界1年目のど素人、超新星とも呼ばれます。 お手柔らかにお願いします!

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