2018.11.27 Tue

最強のA/Bテストツール!「Googleオプティマイズ」で テストを実施、検証するまでの5つの流れ。


こんにちは。ジーニアスウェブの壹岐です。

マーケティングをする上でかかせないA/Bテストですが、
A/Bテストを「やらない」ということは、自分の「主観」や「勘」で物事を考えている事なのだとつくづく思うようになりました。

「資料請求ボタンの色は絶対緑が良いだろう」

という理由でA/Bテストした結果、実は数字が一番悪かったのは緑のボタンだったり、

「このバナーだったらこっちの方がクリックされるだろう」

と主観で思えば、あまりクリックされなかったりと、勝手な思いこみは行けないなと感じている頃ごろです。

そんなA/Bテストですが、数あるツールの中で最もメジャーなツール「Googleオプティマイズ」の実装までの5つの流れを今回はご紹介いたします。

①GoogleオプティマイズでA/Bテストする前に準備するもの

Googleオプティマイズを始めるには、Googleアナリティクスのアカウントが必要です。

アナリティクスのアカウントには目標(CV)設定をあらかじめ行っておきましょう。「管理」→ビューの「目標」からサイトのサンクスページや電話タップなどの目標を登録しておきます。


また、Googleタグマネージャーも入れておきましょう。

タグマネージャーを使えばオプティマイズのタグも一元管理できますし、A/Bテストする度に、コードを書き換えるという手間がなくなり、コーダーさんの手間も減らすことができます。

今回は、このタグマネージャーを入れたパターンでご紹介いたします。

②Googleオプティマイズにアナリティクスとタグマネージャーを紐付ける

optimize.google.comから新しいオプティマイズアカウントを作成します。

その後、アナリティクスへの紐付けを行います。アナリティクスのトラッキングIDなど登録するだけですので、簡単に紐付けできます。

その後、タグマネージャーと紐付けを行います。

こちらも簡単。タグの種類はオプティマイズのタグがデフォルトで選択できます。後はオプティマイズのコンテナID、アナリティクスのトラッキングIDを入力すればタグ完了です。トリガーは「ページビュー」を選びましょう。

これで準備完了です。
それでは実際にオプティマイズの管理画面でテスト実装していきます。

③テスト方法を選び、テストページを準備する。

まずは、テストしたいページ(オリジナルページ)を準備しましょう。

オリジナルページから、

「ここを変えたらCV率が上がるのではないか?」

「違うデザインのこのページの方がパフォーマンスが良くなるのではないか?」など、まず仮説を立てます。

仮説を立てたら、オプティマイズの管理画面を開き、「エクスペリエンスを作成」をクリック。

テストの計測方法はA/Bテストとリダイレクトテストがあります。(残りのテストは現在ベータ版ですので、今回は割愛します。)

A/Bテストはテストするページのボタンの色を変えたり、テキストを変更したりする時に使用します。

このテスト方法は、オプティマイズの管理画面上で変更したいテストページを作れるという、素晴らしい機能があるので、デザインやコーディングの知識に乏しいマーケティングチームからすれば、非常に便利です。

一方リダイレクトテストは、異なるウェブページを相互に比較してテストすることができます。こちらは、ページの要素ではなく、URL またはパスでパターンを特定します。

自分が調べたいテスト方法を選び、テストページを準備しましょう。

④目標設定を決定し、テスト開始。

テストページを準備し、登録したら、最後にテストの目標を設定しましょう。

こちらはアナリティクスが紐付いてる状態になっていますので、自動的にアナリティクスの目標が出てくるようになっています。ページの目標に合わせて設定しましょう。

目標まで入力を行ったら、最後にプレビュー機能で実際にオリジナルページを踏んだ時にページが切り替わるか確認をします。

大丈夫でしたら、「テスト開始」をクリックすれば無事開始されます。
テスト公開した後も念の為、実際にページが切り替わるかは再度確認するようにしましょう。

⑤テストの進捗を確認

テストの進捗はオプティマイズの管理画面でも確認することができますが、アナリティクスでも確認ができます。
アナリティクスの「行動」→「サイト運営者」→「ウェブテスト」から確認ができます。

このようにオリジナルページを上回る可能性もしっかり数値で確認できるのが良いですね。

さいごに

いかがでしょうか?

サイト運営する上でA/Bテストがなくなることはないと思いますので、使いやすいオプティマイズを利用して運営に役立てて行きましょう。自分には嘘や間違いはありますが、「数字」は正しい情報をくれます。

また、A/Bテストの結果も大事ですが、しっかりと仮説を立てられる事も大事だと思いますので、様々なテストをこれからも実施していきたいと思います。

それでは失礼いたします。

WRITERこの記事を書いた人

鈴木

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