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Google SEOをマスターして、検索上位を目指そう

Google SEOをマスターして、検索上位を目指そう

インターネットを通じて、自社に対する関心を高めたいなら「SEO」をする必要があります。
そのSEOは、世界最大の検索エンジンである「Google」で展開するのがいちばんですね。GoolgでSEOに成功すれば、自社のサイトやSNSで商品を買ってもらったり申し込みしてもらったりできます。

実際に今ではどんな事業でも、Googleを舞台としたSEOが行われているほど。ただ今から乗り出しても、GoogleでのSEOは間に合います!

GoogleでSEOをやる必要性や有効性、それから今からチャレンジする場合に知っておいたほうがよい必須知識までを1ページにまとめてお届けしましょう。

GoogleでSEOを目指したほうがよい理由とは

現在のインターネットの上で、
なぜ「Google」が大切なのか
なにゆえ「SEO」をしないといけないのか?
「SEO」をやるなら、「Google」の上でやらないといけないのか?

これらの疑問への回答を並べました。

世の中で最も使われている検索エンジンである

検索エンジンは、いろいろなポータルサイトに行けば簡単に見つけることができますね。どこのエンジンでも、検索できることに変わりはありませんし、どれでもいいという意見も根強いかもしれません。

しかしGoogleのシェア率は圧倒的! 世界中に広まっている検索エンジンです。日本では長いこと、Yahooのほうが普及率が上だった時代が続きましたが……そのYahooJapan!もGoogleの検索エンジンを拝借するようになってしまいました。
Googleの検索エンジンに合わせることが日本国内のビジネスでも海外のビジネスでも、勝利を収めるために必須条件となっています

SEOとは何か

SEOとは「狙ったキーワードを、検索エンジンの仕様に合わせて(最適化させて)利益を上げること」です。
検索エンジンは、好きなキーワードを入力するだけでたくさんのページを紹介してくれますが、ここで上位10位以内に入っていると、それだけでたくさんのネットユーザに見てもらえます!

せっかくホームページをつくっても、SEOを全然やらないでいると? 見てくれる人はいつまでたっても増えません。これでは、お金をかけてWebサイトをつくった意味はなくなってしまうのです。

※広告費をつぎ込まなくてもチャレンジできるチャンスがありますし、いったんうまくいけば長期的に効果が持続するといったメリットもありますね。

SEO=Googleへの最適化といって間違いない

さて今では、SEOは「Googleへの最適化」を意味すると思って問題ありません。

そのほかの検索エンジンはいろいろですが、目立つのは
・Yahoo
・BING
あたりでしょうか。
しかしYahooは、もはやGoogleと同じです。BING等の他の種類についてはシェア率が低いですし気にする理由はほとんどありません。

補足することがあるとすれば……それはSNSでしょうか。
SNSにも検索機能はついていますし、検索エンジンとはまた違った仕組みを持っています。
したがって、GoogleでのSEOをある程度施策できたら、その後はSNSでの検索および集客に目を向けるのも悪くありません!

Google SEOに最適化して順位を上げるには?

では、GoogleでSEOをやるなら? どうすればいいでしょうか。
注意したほうがいいことは山ほどあって、ひと言ではとても説明し切れませんが……代表的なポイントをご紹介しましょう。

HTTPSは必須

URLは、どれも「http://~」で書かれていますね? ただし、「https://~」と、1文字だけ長くなるケースも多いですね。

このふたつは、似ているようで異なります。「https://~」の場合は、暗号化通信が実施されていることを示しています。

インターネットの世界は、莫大な情報が絶えず飛び交っています。その中には個人情報を筆頭に、もれてはならない情報もたくさん混ざっています。これらの情報は当然のことですが、厳格に保護されなくてはいけません。

さて、ネット上でよく使われている暗号化の技術は「SSL」です。「https://~」というURLは、このSSLの技術が用いられていることを意味しています。

「https://~」というURLは情報が申し分なく保護されていることの証明になりますからユーザも安心してアクセスできるでしょう。それに2018年7月から、GoogleはSSLを取り入れていないサイトについて、その点を表示するというルールを持ち出しました。

このような流れもあって、SSL化をきちんと取り入れないとユーザからもGoogleからも好ましく思われません。

クロールしやすいサイト構造に変える

「クロール」とは、Googleが持っている機能のひとつで各ホームページを認識して中身を検出するプロセスを意味します。

「クローラー」「Googlebot」といった名前で呼ばれる独特のシステムをGoogleは開発しています。このシステムは常に稼働しており、新しいWebサイトができたらすぐにその中身をクロールしているのです……1回クロールして終わりではなく、その後もコンスタントにクロールは行われています。

したがって、クロールは積極的に受け入れるべきです。SEO対策がばっちりできているサイトであれば、クロールを経ることで確実にGoogleからの評価は上昇します。狙ったキーワードでの検索順位も上位にランクインできることでしょう。

ただクロールしやすいサイトとそうでないサイトがあります。各ページのHTMLやXMLの記述方法をはじめ、サイトの構造によって差がつくのです。この点は正確な知識を入手して実行するしかないと思われます。

「クローラビリティ」という言葉があります。
これは、まさにクロールされやすいサイトをつくることを意味する言葉。
「HTMLタグを正しくコーディングする」「画像の使い過ぎを避ける」といった方法をとることでクローラビリティは向上します。

スマホ対応は必須

インターネットは、かつてパソコンでしか見られない時代がありました。しかしあっという間に、モバイル端末でもアクセスできるようになりましたね。

そして今では、スマートフォンでネットにつなぐユーザのほうが多数派になってしまいました。このため、どんなホームページもスマホでアクセスしやすい状態にしないといけません。

それにスマホの普及ぶりを考慮して、Googleはスマホ対応が甘いサイトは評価しない方針を今では打ち出しているのです。

サイトの表示速度も重要

ホームページを早く見たいのに、なかなか表示されなくてイライラした覚えはないでしょうか?

これはどんなネットユーザでも経験しているはず。この点はGoogleもよく知っており、表示速度が遅いサイトは評価しないようになっています!

サイトの構造や使われている画像のサイズをはじめ、サイトの表示速度を遅くしてしまう原因はたくさんあります。正確な専門知識をおさえれば、サイトの表示速度を適度にコントロールすることはじゅうぶんに可能です。

ユーザーファーストを徹底させる

「ユーザーファースト」とは「ユーザの満足度を最優先にする」という意味ですね。10~20年前は、今と比べたらまだホームページの作り手側の満足度が強かったかもしれません。しかし今ではそのようなコンテンツが目立つとGoogleに敬遠されてしまうのです。

被リンクを多く受けたほうがよい

「被リンク」とは、「リンクを受ける」という意味だと思ってほぼ間違いありません。ホームページは、リンクがあちこちに貼られているものですが……よそのサイトからリンクを受けることは、そのサイトに参考になる情報が含まれていることを意味します。

というわけで、なるべくたくさんのサイトからリンクを受けるに越したことはありません。

※ただし、被リンクには大きな注意点があります! 下記をご参照ください。

E-A-Tに満ちたサイトを目指す

「E-A-T」とは、それぞれのホームページが持っている以下の3点を意味します。

・専門性
英語では「Expertise」ですね。
浅い知識のサイトは依然として多いですが、その分専門知識が重視されています。
逆に言えば、専門知識が豊富に入っているならどんどん有利になるということです。

・権威性
英語では「Authoritativeness」ですね。公的な機関や大企業といった、世間で権威があると感じられる組織がやっているサイトは自然と権威性が増します。

・信頼性
「Trustworthiness」という英語をご存じでしょうか? ……ご存じなくても不思議ではないのですが、「トラスト」ならご存じの方も多いのではないでしょうか。早い話、信じられるコンテンツを掲載することが、ネットユーザからの信頼を受ける原因になりますし、ひるがえってはGoogleからの信頼の土台にもなるのです。

このE-A-Tをふんだんに備えているWebサイトが、どんなジャンルでも評価される風潮となっています。企業のサイトの場合も個人のサイトの場合も変わりません。

※逆に言えば「専門性が足りないサイト、信頼のおけないサイトが山のようにネット上につくられてきた」という現実があるのです!
Googleは、このような信頼できない情報を流しまくるWebページを取り締まろうと考えて、長い時間をかけて準備してきました。その準備が、現在のGoogleには結晶しているのです。

さて、Googleは細かな基準を設けて全世界のホームページを評価したり、取り締まったりしているのですが……
その基準をまとめたページが存在します。
https://support.google.com/webmasters/answer/7451184?hl=ja

GoogleでSEOをやっていきたいなら、この基準をよく読み込むことが大切です。

自社内に経験豊富な人材を雇う場合でも、社外の専門業者に依頼して任せる場合でも、この基準は自分自身で精読して理解を深めておくべきです。そうでないと、ミーティングをしたときに話が通じなくなってしまう恐れがあります!

Googleで順位を上げるための施策がSEO

では、肝心のGoogleでSEOしたいなら、どんな施策をやったらいいのでしょうか? しかしこれは、簡単にこたえられる質問ではありません!

そのホームページを取り囲む事情、そのビジネスを取り巻く環境によってどんどん望ましい方法は変わってしまうのです。ただ、ある程度共通したルールであればピックアップすることはできますね。

自社のサイトの解析

Googleの検索順位を上げたい自社のサイト等の状況を、正確に調査しないといけません。検索順にの変遷だけでなく、訪問者の人数やページ滞在時間とたくさんのデータをチェックすることが求められます。

Google Analyticsやサーチコンソールといった、Googleが提供しているツールの利用は必須といえます。これらは無料で使えるため、予算がない場合でも登録できます。

そのほかにも、お金を払うことで独自性の高い解析ソフト・解析ツールを入手できます。

キーワードのチェック・選定

GoogleのSEOは、キーワードを選んで、その検索順位を高めることが目標となります。

キーワード選びで大事なことは? 「狙っているユーザが集まりやすいワードを選ぶ」ことでしょう。
とはいえ、そのようなキーワードはだいたいの場合、ライバルが多いです!

ライバルが多いワードで選ぶのはとてもハードルが高いです。相当な時間とコスト、労力が求められるものと思ってください。

そこまでのコストを費やす余裕がないなら、
・ライバルが少ないキーワード
・それでも、自社のサービスにとって有利なキーワード
を選ぶ必要があるでしょう。

キーワードに合わせた施策の選定

キーワードが決まったら、競争相手となるサイトも決まるでしょうし、そのサイトをじっくりと調べることで自社サイトの課題も自然と判明するでしょう。
もちろん、自社サイトの状況を全面的に見直す作業も発生します。

その後は、新たなコンテンツを増やしたり、今あるコンテンツを改修したり……といった作業が発生するでしょう。必要があれば、サイトの大部分を大幅にリニューアルすることになっても不思議ではありません。

※なお、共通しているのは……前述しているように、ユーザの満足度を意識したコンテンツを提供することです。
この点は
・自社のサービスの特徴
・競争相手のサイトの特徴
・決めたキーワードに対して、ユーザが求める内容
~等を念入りに検討して、方向性を探っていくことが要求されるでしょう。

SEOは一朝一夕ではできません!

SEO施策にはそれなりの時間がかかります!
Googleの検索結果は、即時更新されるとは限りません……むしろ、数週間くらいかけてじっくりと変えていくものだと捉えたほうがよいでしょう。

狙っているキーワードで上位に入りたいなら、とても早くいった場合でも半月くらいはかかると覚悟したほうがよいと思われます。
それにいったん上位に入ったからといって終わりではありません。上位を継続して維持することが大事。ようするにSEO対策は、数ヶ月~数年くらいの長期的な視野をもって取り組むことが大切なのです。

Googleのアップデートはよくチェックしましょう!

Googleの仕組みはどんどん変わっているため、その変化についていかないといけません……この変化を常に受け止めているところが、長期的なSEOに成功しているのです。

Googleのアップデートは年に何回も行われています。特に大掛かりなアップデートについては独特の名前が付けられるのですが、たとえば「コアアップデート」はよくチェックするに越したことはありません。
コアアップデートは過去数年、年に3回のペースで実施されていますが、直後に順位が大きく変わっています。

これをやったらヤバい!Google SEOでやってはいけないこと

Googleは、自社の方針に合わないサイトを評価しない性質を持っていますが……ただ評価してもらえないだけならまだいいのですが、その先には「ペナルティ」が待っています!

では何をしたら、厳罰に処されてしまうのでしょうか?やってはいけないこともずいぶんと増えてしまっており、その全部の説明はできません。ここでは重大なペナルティの対象を中心にお届けします。

パクリコンテンツ(コピーコンテンツ)

よそのサイトのコンテンツを、コピー・ペーストして自社のサイトとしてアップロードすることはNGです!

このようなコピーコンテンツは、Googleの調査技術が発達している現在はあっさりと検出されてしまいます。

※文章を一部いじった程度では、コピーコンテンツという評価を免れることはできません!
文章にしても画像にしても何にしても、一からオリジナルで用意するようにしたほうが安全ですね。

リンクの売買をはじめとした、不正な被リンク対策

これは10年くらい前まで、一部で横行していた行為ですね。

ある時期まで「被リンクの数」はGoogle SEOでとても重大な判断基準でした。
当時は、よそのサイトからリンクをたくさんしてもらうだけでも、Googleからの評価が上がってしまうことがよくあったのです!

というわけで、お金を払ってリンクを貼ってもらったり、自社のサイトを増やしてそこからリンクを貼りまくったり……といったやり口が当然のようにまねされていました。

しかしこれらの手段は突如として通用しなくなりました!Googleのリンクチェック技術は格段に進歩したため、そのようなトリックは通用しないと考えてください。

キーワードの詰め込みすぎ

キーワードの詰め込みも、10年くらい前までよくまねされていました。これも当時は、Googleからの評価を上げて、検索上位をよくするために有効なテクニックだったのです。

Googleの精度が上がった今、キーワードの詰め込みをやるとほぼ間違いなく、ペナルティの対象になると思ったほうがよいでしょう。上位表示どころではなく、圏外に追いやられてしまってもおかしくないです!

まとめ:Google SEOで痛い目を見ないようにするために

GoogleのSEOは、ネット上で儲けを出したいなら今では避けて通れない知識といえるでしょう。

・Googleは世界随一の検索エンジンで、そのGoogleでSEOに成功すると大幅な集客が実現する
・SSL化やクローラビリティ、スマホ対応やE-A-Tと守るべきルールが多い
(Googleのサポートに、その基準をまとめたページが設けられている)
・自社サイトの解析やキーワードの選定は、いかなる場合でもGoogle SEOでは必須の作業となる
・SEOは時間がかかる上に、絶えず実施されるGoogleのアップデートの影響を研究しなくてはならない
・コピーコンテンツや不正な被リンク対策をはじめ、やってはいけないことが多い点をよく理解して避けなければならない
・とにかく大事なことは、サイトを見にきてくれるユーザが満足してくれるような質の高いコンテンツをつくること

Google SEOはとにかく粘り強く取り組む必要があります。Googleの動向はどんどん変わります(少し目を離しただけで、あっという間に方向性が変わってしまうこともあります!)し。

社内でも担当者を決めるなどしてチェックを欠かさないようにしたいところですが、それだけではフォローし切れないでしょう。経験豊富な企業と契約するなどして、すきのない体制を固めることがベストです。

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