2017.01.17 Tue

デザインのイメージを左右する。様々な色について

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皆さんこんにちは。増田です。
まだまだ寒い日々が続き、比較的温かいと言われる宮崎でも白い息が出てしまう程気温が低く、風邪やインフルエンザなどにもかかりやすい時期になっていますが、身体に気をつけながら過ごしたいものですね。

さて、まだまだ続いている「デザイナーになりたいシリーズ」ですが、
今回からは2回に渡って「色」についてお話していこうと思います。
世界中の至る所に色は使われています、もはや色なしでは生活できないほどに私たちの生活の一部として溶け込んでいますよね。
色には、見た目の違い以外にもそれぞれの特性があります。
その様々な特性の一部を、ご紹介していこうと思います。

色の基本的な性質

色はただの色として認識されるだけでなく心や気持ちに働きかけてくれるものです。例えば暖かさや寒さ、重さ、軽さ、柔らかさ、固さといったイメージを与えてくれます。色のイメージは経験や習慣などから人それぞれが後天的に受けるものと、最初から共通認識として一般化されているものがあります。簡単にではありますがご紹介致します。

暖色系と寒色系
暖かさや温もりを感じる色と、寒さや冷たいと感じさせる色です。火や太陽など熱を発するものを連想させる赤・橙・黄色などが暖色系の色で、雪や氷といった冷たいものを連想させる青・青緑・白などが寒色系の色になります。同じ気温の中にいても暖色系の空間と寒色系の空間では感じる温度に差が出ます。

軽い色と重い色
光を反射する白は軽いイメージを与え、光を吸収する黒は重いイメージを与えます。明度の高い明るい色ほど軽く感じ、明度の低い暗い色ほど重く感じます。荷物を梱包する段ボールの色が白やベージュなのは軽く持ち運びやすいイメージを持たせるためです。

柔らかい色と固い色
白に近い高明度・低彩度の色は柔らかい印象になり、黒に近い低明度・低彩度の色は固い印象になります。

興奮色と鎮静色
赤系の彩度の高い色は興奮感を与え気持ちを高ぶらせます。青系の彩度の低い色は鎮静効果があり落ち着きを与えます。

進出色と後退色
同じ位置にいるのに近くに感じる色と遠くに感じる色があります。赤や黄色といった暖色系の色や明るい色は迫ってくるように見える進出色で、青などの寒色系や暗い色は遠くにあるように見える後退色です。

・膨張色と収縮色
同じ大きさの物体でも色によって大きく見えたり小さく見えたりします。明度によるものが大きく明るい色は膨らんで見え暗い色は引き締まって見えます。また、膨張色と進出色、収縮色と後退色の属性はリンクするので赤系は大きく見え青系は小さく見えます。囲碁の碁石で黒石の方がほんの少し大きく作られているのは膨張色と収縮色を考慮して同じ大きさに石が見えるようにするためです。

それぞれの色の特徴、性格

色ひとつひとつにも性格のようなものがあります。今回は代表的な色をご紹介していきます。

白色の性質

白色は灰色や黒色と同じ無彩の色です。光を反射する最も明るいこの色は暗い色を引き立てます。信頼感や清潔感といったクリーンなイメージを与えるので高い好感度があります。光を透過する白は健康には一番良い色とされています。白の真っさらな状態は始まりや出発といったスタートを印象づけます。膨張色、進出色、柔軟色、軽量色のイメージを持っています。

白色の心理効果

・清潔な印象を与える。
・実際よりものを軽く感じさせる。
・始まりを感じさせる。
・広さを感じさせる。

白の性格・キャラクター
白のイメージからなる性格は次のようなものがあります。白が好きな人の性格もこのような傾向があります。

意志が固い、正義感が強い、理想主義、潔癖、純粋、正直、素直、真面目、いつも自分は正しい、無駄なことが許せない、理想に向かって努力する、シンプルなことが好き、人を信じる、嘘が嫌い、暗いのが怖い、神様を信じている、完璧主義者、機能的実用的なものを好む、世間離れした所がある

黒色の性質

黒色は白色や灰色と同じ無彩の色です。黒は光を反射することなくすべての色を吸収・遮断します。周囲の色を引き締めて目立たせます。他の色に与える影響が強く、色を組み合わせたときには黒のイメージが上乗せされます。強さや権威、神秘的な雰囲気を感じさせる色ですが他の色に比べて負のイメージが潜在的にあります。収縮色、後退色、強硬色、重量色といった色のイメージ効果を持っています。

黒色の心理効果

・実際よりものを重く感じさせる。
・強さや圧力、権力など力を感じさせる。
・高級感を与える。

黒の性格・キャラクター
黒のイメージからなる性格は次のようなものがあります。黒が好きな人の性格もこのような傾向があります。

無口、ひとりが好き、音楽が好き、打ち解けない、嫌われ者と思っている、才能があると思っている、他人が怖い、孤独、独立心が強い、完璧主義、威厳、粘り強い、ポーカーフェイス、自信過剰、近寄りがたい、秘密主義、強情、干渉されたくない、芸術肌、反骨精神旺盛

赤色の性質

膨張色、進出色、温暖色、興奮色のイメージ効果を持っています。

赤からは太陽や火の熱く活発なイメージが浮かびます。エネルギーを感じさせるアクティブな色です。人が生きるために必要なものと多く結びついている赤は、他のどの色よりも強い刺激があります。気分を高揚させる働きから元気を与えてくれたりスポーツで闘争心を駆り立ててくれます。

赤色の心理効果

・活力を感じ気持ちを前向きにさせる。
・アドレナリンを分泌し興奮を促す。
・熱や暖かさを感じる。
・食欲を増進させる。
・目を引き関心を集める。

赤の性格・キャラクター
赤のイメージからなる性格は次のようなものがあります。赤が好きな人の性格もこのような傾向があります。

決断が速い、行動力がある、負けず嫌い、頑張り屋、元気、指導者、目立ちたがり、飽き性、まわりを疲れさせる、慎重さに欠ける、怒りっぽい、ケンカっ早い、手のひらを返す、せっかち、感情で動く、脚光を浴びたい、派手好き、持続性が欠ける、上昇志向

青色の性質

青からは空や海、水といった広大な自然のイメージが浮かびます。爽やかな空、生命の源の海、体に不可欠な水と接する機会が多い色です。好感度が高く、世界的に見ても一番人気が高い色の系統です。好む人が圧倒的に多く嫌う人が少ないというのも特徴となっています。また、五感のなかで味覚と関係が深いのが青です。青空の下の開放感や落ち着いたリラックスできる空間で味わう食事は格別な美味しさがあります。食べ物そのもので青のものは少ないですが、生命の源の海も連想できる青色のある空間は食を楽しませてくれます。収縮色、後退色、寒冷色、鎮静色のイメージ効果を持っています。

青色の心理効果

・集中力を高める。
・食欲をコントロールできる。
・興奮を押さえ、気持ちを落ち着かせる。
・睡眠を促進する。

青の性格・キャラクター
青のイメージからなる性格は次のようなものがあります。青が好きな人の性格もこのような傾向があります。

信用できる、戦略的、ストイック、プライドが高い、冷静、常識人、慎重、相手を尊重する、思いやり、気配り、謙虚、サポーター、品性がある、世間体を気にする、控えめ、ミスを許さない、遊び心に欠ける、冷たい印象、ルールにとらわれる、ノリが悪い、自分をおざなりにする、人にも気を遣わせる、責任のない場所に安住、意思が弱い、八方美人、優柔不断、静かにしていたい、自分がどう見られているか気になる、恥ずかしがり屋、知的でいたい、笑われたくない

緑色の性質

安心感や安定、調和を表す色です。木や森などの自然の色でもあるので気持ちを穏やかにし心をリラックスさせてくれます。黄色と青色の混色でも作られる緑は2つの色と似たイメージも持っています。控えめな色なので他の色とバランスがとれます。五感のなかで嗅覚と関係が深いのが緑色です。においや香りから得る安心感やリラックス感と繋がります。沈静色、重量色といった効果が色の特徴としてありますが、中間的な色(中性色)なので周辺の色によってイメージ効果は左右されます。

緑色の心理効果

・心や身体の疲れをいやす。
・疲れた目を休ませる。
・鎮静作用で緊張を緩和する。
・リラックスの作用がある。
・穏やかな気持ちを与える。

緑の性格・キャラクター
緑のイメージからなる性格は次のようなものがあります。緑が好きな人の性格もこのような傾向があります。

若々しく前向き、努力家、優しい、けんかできない、森が好き、植物が好き、ずっと寝ていたい、穏やかな人が好き、自分の感覚を大事にしている、リラックスしている、平和主義、バランス感覚がいい、気遣いができる、現実志向、いい人でおわる、緊急事態に弱い、平凡、色気ない、脇役タイプ

黄色の性質

黄色は有彩色の中で一番明るい色です。光や太陽のイメージが浮かびます。見ているだけで心を弾ませ楽しい気分にさせてくれるのでコミュニケーションを円滑にしてくれます。知性を刺激し行動を活性化してくれます。昼夜問わず認識しやすいので注意の色として使われます。膨張色、進出色、温暖色、興奮色、軽量色のイメージ効果を持っています。

黄色の心理効果

・集中力を発揮させる。
・判断力がUPする。
・記憶力を高める。
・注意をうながす。
・気分が明るくなる。

黄の性格・キャラクター
黄のイメージからなる性格は次のようなものがあります。黄が好きな人の性格もこのような傾向があります。

明るい、フレンドリー、マイペース、ユーモアがある、好奇心旺盛、知識欲が強い、無邪気、お調子者、周りの状況を考えない、毒舌家、知ったかぶり、無神経、悪ふざけする、イメージリーダー、自己中心的、浪費が多い、子供っぽい、頭の回転が速い、おしゃべり、寂しがり屋、批評家、冒険好き

橙色の性質

膨張色、進出色、温暖色、興奮色のイメージ効果を持っています。

橙色は赤色と黄色の中間に位置する色です。赤色と黄色のイメージの良い所だけを取ってきた色の中でのビタミン的な役割になっています。喜びや幸福感、親しみ、元気、明るいといったポジティブな印象を強く受けるのでいろんなシーンで使えます。

橙色の心理効果

・食欲を増進させる。
・賑やかさを感じ陽気な気分になる。
・エネルギーと開放感を与える。
・整理整頓ができる。
・親しみが生まれ仲間意識を高める。

橙の性格・キャラクター
橙のイメージからなる性格は次のようなものがあります。橙が好きな人の性格もこのような傾向があります。

チャレンジ精神が旺盛、仲間意識が強い、社交性が高い、リーダーシップがある、何にでも首を突っ込む、うるさい、ノリが合わないとダメ、見栄っ張り、明るい、元気に見られたい、小さなことでも幸せを感じる、親切、嫌と言えない、頑張っている自分が好き、自分に自信がある、オールマイティ、積極的、世話好き、目立ちたがり屋で寂しがり屋、人懐っこい

桃色の性質

柔らかい優しい印象をもつ桃色は女性的なイメージが強くあります。心や体に満ち足りた気分をもたらしてくれるます。合わないだろうと思っていても実際に当ててみると意外とはまる意外性のある色です。色が及ぼすマイナス面があまり見当たらない色ですが、プラス効果も度を超えると鬱陶しくなります。進出色、温暖色、柔軟色、軽量色といったイメージ効果を持っています。

桃色の心理効果

・幸せな気持ち、優しい気持ちになる。
・愛らしく見える。
・安らぎに満ち足りた気分になる。
・愛情を求めるようになる。
・緊張をやわらげる。

桃色の性格・キャラクター
桃色のイメージからなる性格は次のようなものがあります。桃色が好きな人の性格もこのような傾向があります。

優しい、世話好き、甘え上手、外見美、ロマンチスト、ヒロイン、よく気がつく、思いやりがある、繊細、女性らしさがある、育ちがいい、相談に乗ってくれる、ちゃっかりしている、結果を人のせいにする、こびる、外見に執着、損得で動く、見た目を大事にする、自分をかわいく見せたい

紫色の性質

沈静色、重量色といった効果が色の特徴としてありますが、中間的な色(中性色)なので周辺の色によってイメージ効果は左右されます。

赤紫~青紫まで幅広い色域が紫と認識されます。青と赤が混ざり合い多様な色合いが生み出される紫は、感性を鋭くしインスピレーションを高めてくれます。動の赤と静の青、相反する色が共存しているため「高貴と下品」「神秘と不安」など二面性をもっています。場面によって色の性格が変わる複雑な色です。

紫色の心理効果

・想像力をかき立て感性を豊かにする。
・緊張や不安を癒し穏やかな気分を与える。
・性的なものを感じさせる。
・催眠効果がある。
・勘を鋭くする。

紫の性格・キャラクター
美意識が高い、精神性が高い、ミステリアス、こだわりが強い、浮き世離れ、協調性がない、効率が悪い、理解しづらい面がある、妄想癖、現実逃避、人と同じなのは嫌、優しい、静かな所が落ち着く、絵が好き、芸術に関わっていたい、自分のセンスに自信がある、繊細、少し変わっている、クリエイター、ナルシスト。紫のイメージからなる性格は次のようなものがあります。紫が好きな人の性格もこのような傾向があります。

茶色の性質

茶色は赤や橙といった暖色に黒が加わり暗くなった色です。赤や橙との境界が人によって様々で、幅広い範囲で捉えられています。木や土、大地といった自然を感じさせる茶色は温もりや居心地の良さといった安心感があります。空間の中に馴染み目立たず調和します。温暖色、重量色のイメージ効果を持っています。

茶色の心理効果

・安定している印象を与える。
・緊張を緩和する。
・堅実さや信頼感を与える。
・伝統や歴史を感じさせる。
・コツコツと物事を継続させる。

茶色の性格・キャラクター
茶色のイメージからなる性格は次のようなものがあります。茶色が好きな人の性格もこのような傾向があります。

堅実的、安定志向、マイペース、信頼がおける、現状維持を好む、変化を嫌う、自然志向、頑固者、堅物、遊び心に欠ける、仲良くなるのに時間がかかる、泥臭い、融通が利かない、落ち着いている、人の後ろにいる方が好き、不満を我慢する、目立ちたくない、隠居したい、コツコツやりたいタイプ

色の効果を使ってコントロール

色を上手く使うことで感情や行動をコントロールすることができます。

やる気が出ないときや積極的になりたいときには赤系の服を着てみたり、赤い物を身につけてみたりするとやる気になり行動力がでてきます。逆にドキドキしたり熱くなりすぎるのを落ちつかせたいときには青系の服を着てみたり、青い物を身につけてみたりすると気分を安定させる効果を期待できます。

他にも目に入ってくる色によって、赤色は暖かい、青色は冷たい、黒色は重い、白色は軽い、赤色は興奮する、黄色は元気になる、緑は安らぐ、桃色は幸せを感じる、茶色は安定感をくれる、などなど気持ちをコントロールする性質が色には多くあります。また、どんな色でも「自分が好きな色」には癒しの効果があります。好きな色を見たときにはほっと一息つける安心する気持ちが生まれます。身の周りに好きな色の物を置いておくとヒーリングアイテムとなり癒し効果が期待できます。

いかがでしたか?今回は色についての性格なども踏まえ、ご紹介をさせていただきました。
皆さんもそれぞれ好きな色があるかと思いますが、その色についてももっと知っていただければと思います。
ファッションやデザインなど、様々な場面で使える知識だと思いますので、興味のある方は是非調べてみて下さい。
それでは今回はこれで失礼致します。

WRITERこの記事を書いた人

増田

増田

a-blogやWordPressを使用したサイト制作に携わっています。 もっといろんなCMSを扱えるようになれるよう勉強中です。

a-blogやWordPressを使用したサイト制作に携わっています。 もっといろんなCMSを扱えるようになれるよう勉強中です。

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