更新が、ずっと怖かった
─ 放置されがちなWordPressから、手間のいらないサイトへ。打ち合わせだけで“まるごと”乗り換えた話
株式会社AWESOME TOURS 田村 暢啓 さま(高野山を拠点にしたインバウンド向けツアー事業)
来訪者の6割超
外国人(9割が欧米)
WordPress卒業
「更新が怖い」から解放
日英2言語
世界観を音楽で演出
ワンストップ
構成〜補助金まで一括
高野山の麓に、世界中から旅行者が訪れるツアー会社があります。お客様の6割以上が外国人。しかもその9割が、ヨーロッパやアメリカからの旅行者です。
そんな“顔の見える看板”であるホームページの裏側で、田村さまはずっと、ある不安を抱えていました。「サイトの更新が、怖い」。 数年前から使っていたWordPressは、少し触るだけで何が起きるか分からない。頼みの制作会社も、頼りにならない――。
その田村さまが、構成からデザイン、予約の仕組み、さらには補助金の手配まで、打ち合わせだけで“まるごと”乗り換えました。お話をうかがったのは、当社の平野と横山です。
まず、どんな事業をされているのですか
田村様:高野山を拠点に、旅行業法に基づいたツアーや体験を提供しています。あわせて、飲食店とお土産屋もやっています。事務所が高野山の真ん中の良い場所にあって、ツアーの受付で人が動くので、ついでに、という形ですね。
ガイドは、私も含めて、もともとお寺で勤めていた経験のある者が多いんです。
お客様の6割以上が外国人。インバウンドというと東京・京都は中国・台湾の方が中心ですが、高野山は逆で、その9割が欧米の方。国籍は1位がフランス、2位がアメリカです。買い物よりも「精神性」に触れたいという方が多く、日本文化・高野山の文化をお伝えするのが一番のメインになっています。
─ 言葉の壁などで、大事にされていることは
田村様:同じ場所に来ても、言語の問題で、日本人と外国人で得られる情報に格差が出てしまうんです。瞑想体験などの説明も、日本語はあるけれど、外国人向けは少なかった。そこを、英語で同じように説明してさしあげると、より理解が深まって、楽しい思い出になる。そこを大事にしています。
地域との関係も大切にしていて、お寺の本部にきちんと挨拶に行ったり、ご迷惑があれば言ってくださいと名刺やお菓子を配ったり。許可を取って、真面目に運営しているつもりです。
以前のホームページには、どんな不安がありましたか
田村様:前は、東京の制作会社さんにWordPressで作ってもらっていました。「WordPressで旅行業のサイトを作れる」とうたって広告も出していた会社だったんですが、最終的にその会社さん自身が、それをやめてしまったらしくて。
細かい修正は自分でもポチポチできたんですが、WordPress自体の更新やアップデートは、もう手に負えなくて。勝手にやって何か起きても、自分には直す力がない。だから怖いな、と常々思っていました。 プラグインの更新とWordPressの更新、どっちを先にすればいいのかも分からない。
─ 制作会社さんが頼りない、というのは具体的に
田村様:「更新して大丈夫ですか」と確認しても、返事が来ない。たぶん、もうやる気がなかったんですよね。1人でやっているような会社で、過去に更新してもらった時も、すごいエラーが出て、ご本人もなぜ出るのか分からず、さらに誰かに聞く、ということをずっとされていて。「これ、大丈夫なのかな」と。自分が困って助けてほしい相手が困っていると、さすがに不安になりますよね。これは一緒にやるのは難しいな、と思って、新しい相手を探し始めました。
ジーニアスウェブを、どう見つけたのですか
田村様:ぶっちゃけ、チャットGPT(ChatGPT)で「大阪でこういうことをしてくれるところはありますか」と聞いたんです。何件か出てきて、全部に問い合わせました。その中で、話が親切だなというのと、料金面も考えて、ジーニアスさんにお願いしました。正直、それまで全然存じ上げなかったです。
決め手は、両方ですね。ミーティングが終わった後にちゃんとフィードバックを出してくれて、お互い確認しながら進められたこと。それと、関西なので、何かあれば会えること。どうせお金を使うなら、地元というか、近いところで、という気持ちもありました。
なぜ、WordPressではなくZoho Sitesに変えたのですか
田村様:小園さんから、「WordPressは更新が必要だけど、Zohoのサイトは、そんな更新はない」と聞いて。そこが、決め手でした。 ずっと抱えていた“更新が怖い”という不安が、それなら消えるな、と。
最初は正直、「Zohoのサイト? 大丈夫かな、聞いたことないな」と思ったんです。でも自分で調べてみて、怪しい会社ではないし、「すぐ作れます」みたいな安っぽい感じでもない。急に消えるような会社でもなさそうだと分かって、信用しました。
Zohoは、正式にはZoho Oneという、顧客管理(CRM)やメールなどが一つにまとまった統合ツールです。低価格で融通が効き、日本の方にも使いやすい。その入口になるのがZoho Sites(ホームページ)で、ほかの機能との連携もスムーズです。まだあまり知られていませんが、有力な選択肢だと考えています。
田村さまは、もともとオンラインの予約システムにお詳しい“目の肥えた”依頼者でした。その方が、いろいろ調べたうえでZoho Sitesを選ばれた——という事実が、この乗り換えの説得力を物語っています。
仕上がりは、いかがでしたか
田村様:見栄えのいい、今っぽいサイトを作っていただきました。予約のリンクもスッと飛びますし。デザインも今風になって、横山さんには本当に感謝しています。前の会社では、「予約が増えるために、こうした方がいい」といった提案も、まったくなかったので。
─ サイトに音楽の再生ボタンがありますが、あれは
田村様:あれは横山さんのアイデアです。世界観が出て、面白いですよね。私も見たことがなかったので、「こういうアイデアをいただけるんだ」と。
(横山より)最初は静止画でファーストビューを作っていたのですが、田村さまから「動画があるので入れてみては」とご提案をいただいて。映像と音で世界観を出せたらと、音楽も入れました。動画はデータが重くなりがちで扱いが難しいのですが、最初の画面で高野山の空気感を伝えたくて工夫したところです。
それと、問い合わせフォームも変わりました。前のシステムだと、問い合わせが入ってきたメールに、変な文字がバーッと並んでいたんです。それがクリーンになった。お客様のところに変な表示が行くと、こちらのクオリティが問われそうで気になっていたので、助かりました。
英語サイト(日英2言語)の制作では、追加費用の認識に行き違いがあった場面もありましたが、小園からの提案で着地し、田村さまにもご納得いただきました。
予約の仕組みは、どう整理したのですか
田村様:実は、横山さんが話す直前(最近)に、予約サイトも新しくしたんです。前はWordPressにつなぐプラグインの予約システムを使っていたんですが、それをやめて、今のツアー専用の予約システムに変えました。全部リフレッシュされて、だいぶ綺麗になって、前にあった細かいエラーも全部クリアに。正直、ストレスが減りました。
予約システムは、めちゃくちゃいろいろ検討しました。私はこの手のオンライン予約に昔から関わっていて詳しいんですが、どの会社もメリット・デメリットがあって、ベストというものはない。そのなかで今のものが、手数料も一番安くて、作り込みも慣れればできるし、在庫の共有などもできる。最適解はこれかな、と。
以前のプラグイン予約の唯一の利点は、予約と同時に決済され入金が早い(キャッシュフローが良い)点でした。今の仕組みはツアー終了の翌月精算ですが、「すぐ何かに投資する商売でもないので、それより安心感と使いやすさ、機能を優先した」とのこと。当社では、Zohoの予約機能(Zoho Bookings/CheckOut)も検討したうえで、ツアー業にはツアー専用の予約システム(rezio)を接続する方がスムーズと判断し、ご提案しています。
IT導入補助金は、大変ではありませんでしたか
田村様:普通は面倒だと思うんですが、紹介していただいた行政書士の大宮先生が、もうバッチリサポートしてくださって。ちょっと困ったら「大宮さん」と言えば、すぐにバシッとやっていただける。ストレスなく、お任せで行けました。 無事に承認されて、振り込まれるようです。
補助金は、なくてもお願いするつもりでした。ただ、小園さんの「使えるよ」という一言が、さらに後押しになった感じですね。
移行してみて、今のお気持ちは
田村様:移して良かったなと思っています。WordPressにしてもこっちにしても、ある程度は自分で画面をいじれるんですが、WordPressは更新でいろいろ出てくる。何かあってもトラブルを自分では直せない。その点、更新が少なそうなこっちの方が、いいなと。
「申し込みが増えたか」という点については、「数値で取っていないので分からない、体感では大きく変わらない」と率直に話されました。一方で、サイトと予約システムを刷新したことで“運用のストレスが減った”ことは、はっきりとした実感だそうです。会社の「顔」が綺麗になり、更新への長年の不安から解放された——それがこの移行の、いちばんの価値でした。
どんな方に、ジーニアスウェブは向いていると思いますか
田村様:構成から管理、デザインまで、打ち合わせだけで進めてもらえる。 そういうサービスを求める方には、いいと思います。
補助金のことも、行政書士さんの手配まで。ウェブサイトに音楽をつけてくれたり。そういうワンストップで、全部ドーンと任せられるのが、すごく良かったです。本当に今回は助かりました。
これから、やってみたいことは
田村様:ツアー自体は、今は特に増やす予定はないです。それより、自社サイトで入ってくるのはありがたいんですが、じゃらん体験のような他のチャンネルにも出していくのが大事なので。販売チャンネルを広げていきたいですね。今のサイトに不満はありません。
あと、Zohoには情報サイト以外にも、顧客管理やメール、物販みたいな機能があると聞いたので、何か面白い使い道があれば知りたいです。
(横山より)Zoho Oneは統合ツールなので、たとえば顧客管理(CRM)やフォームもZohoで作れます。今後、リピートのご案内や、新しいツアーができた時のメール配信といった形で活かせる可能性をお伝えしています。AIを使ったチャットボットなど、新しい打ち手も一緒に検討していく段階です。
編集後記
田村様は、予約システムを自分で調べ尽くし、業者探しにもAIを使う“目の肥えた”経営者です。その方が、最初は「聞いたことがない」と警戒しながらも、最終的にZoho Sitesを選び、「移して良かった」と語ってくださった。理由はシンプルで、ずっと怖かった「更新」の不安から解放されたから。 そして、構成・デザイン・予約・補助金までを、打ち合わせだけでワンストップに任せられたからです。
「WordPressの更新が不安」「制作会社に任せきりで、中身が見えない」「全部まとめて、安心して相談できる相手がほしい」。そう感じておられる事業者の方は、ぜひ一度ご相談ください。
この事例で使った主な仕組み(参考)
- ホームページ:Zoho サイト(Zoho Sites) へ移行(WordPressからの乗り換え)、日英2言語、動画+音楽でのファーストビュー演出
- まとめて導入:Zoho One(今後、顧客管理・メール・フォームなどの活用余地)
- ツアー予約システム:rezio(ツアー専用の予約・決済サービスを接続)
- 行政支援:IT導入補助金(行政書士が申請・報告をサポート)
- AI活用:ChatGPT(田村さまが業者探しに使用)/チャットボットなどは今後検討
- 制作・運用:構成・デザイン・予約動線・問い合わせフォームまでワンストップで対応
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