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適切な見出しが無いとどのような問題が起こるのか?


前回苗字変更をご報告しましたが、未だに自分で名乗るときにうっかり旧姓を名乗ってしまいます。長年慣れ親しんだものからの脱却は一筋縄ではいかないなぁとしみじみ感じております。
そんなこんなで皆様ごきげんよう、おし…じゃなかった、郡です。
はい、だいたいこんな感じで間違える感じです。自分に言い聞かせながら対応しようと思います。

さて、今回はページの見出しについて少しお話してみたいと思います。

見出しはページ内の項目の区切りの目安になりますよね。
必要な情報の目安や、ページ内の内容を把握する基準になっていると思います。
見出しのおかげで内容の把握ができて、不要な情報の除外や斜め読みなどでざっと読み飛ばすことができるので、閲覧者側としてはとても大切なものです。
ですが、適切につけられていない見出しだと、情報の除外や読み飛ばしなどが難しくなり、時間をかけて文章を読むはめになってしまいます。

そこで、適切な見出しがないとどのような問題が発生するのか、今回は3つほど上げてみましょう。

1.そもそもコンテンツの見出しがない
コンテンツの冒頭に見出しがないと、そのコンテンツが何なのか判断できません。閲覧者はコンテンツを見ているため、コンテンツを表す見出しが必要です。また、見出しジャンプの機能でヘッダ部分を読み飛ばすことがある閲覧者もいますが、コンテンツの先頭に見出しがないと、うまく飛ぶことができません。

上記の解決策としては、冒頭に見出しをつけるに限ります。
見出しの内容は、そのページ全体の内容や主題を簡潔に表したものや、ページタイトルにコンテンツのタイトルを使用しているのなら、それをそのまま見出しとして使うのも手ですね。

2.セクションの見出しがない
長いコンテンツの多くは、意味のまとまりごとに分割することができます。
例えば、全体を3つの章に分けた場合、その中身を3-1、3-2などの節に分割できます。節の中も複数に分け、項目の冒頭に見出しを置けますね。

このように、コンテンツを分割できるそれぞれの単位を「セクション」と呼びます。章、節、その下の小見出しのかたまりも、大きさは異なりますが全てセクションとなります。

皆さんにも経験があると思いますが、閲覧者はコンテンツ全体ではなく、必要な部分だけを読もうとします。
そのためセクションに見出しがないと、必要な部分をピックアップすることができず、閲覧者はページをざっと見渡すことができないため、長い本文を読んでいかなければならなくなります。

こちらの解決策もセクションに見出しをつけるだけですね。
コンテンツが長い場合は複数のセクションに分け、こまめに見出しを入れるようにし、セクションが多い場合、冒頭に目次をいれて概要を説明するとより分かりやすくなりますね。

3.見出しから内容を推測できない
見出しから内容が推察できなければ、見出しを活用できません。
極端ですが、「その1」「その2」などの見出しでは、ページ内の順番しかわからず、そこに何が書かれているのか推察できません。

こちらの解決策は、閲覧者が分かりやすい見出しの内容にしてみましょう。
その際の下記を意識してつけるといいと思います。

◆単独で取り出してもわかるように
そもそも内容を読むつもりのない閲覧者もいますので、見出しだけで内容が推測できるようにしているといいですね。

◆具体的に内容を推測できるように
「○○の概要」「○○の使い方」など一目見て内容が推測できるよう、ある程度具体的な表現にしましょう。

いかがでしたでしょうか。当たり前に見る見出しも、改めてみるときちんとした対応を行うことで、閲覧者のストレス軽減や離脱の減少に繋がりそうですよね。
目につくものだからこそ、再度確認してみる必要があるのかもしれません。