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ターゲットの「本音」を利用した広告を作ろう!

 

こんにちは、田上です。

今回はターゲットの本音(インサイト)を考えて、その心理を突いた広告のクリエイティブの作り方をご紹介しようと思います。

以前記事にした「ペルソナ」の簡易版と考えて頂ければと思います。実際に私もクリエイティブ制作時にこの方法で作成をしているのですが、思っている以上にサクサク作れて、これまでより工数を減らすことができました。

では、早速例題を上げて作成していきたいと思います。

(例)

宮崎県にある某会社の求人

[業種]事務職(正社員)

[勤務時間]9:00~17:30

[給与]150,000円

[休日]土日祝日、お盆、正月

[狙うターゲット]20代女性(未経験歓迎)

[その他備考]

・残業はなし

・未経験でも、簿記や情報処理などの実務に携わる事ができる。

・女性が多い職場である。

それでは、この架空の求人の広告のクリエイティブを作成したいと思います。

作成する前に、このように4つ枠のある紙(PCでもOK)を準備しておいて下さい。

 

①まず考えてほしいのは自社の「ファクト」


ここでは自社の強み=「ファクト(事実)」を思いつく限り全て挙げます。

私が考えたファクトは、

・残業がない

・完全週休2日

・簿記や情報処理の業務に携われる

になります。

 

②紙に書き出してみる


一番左側に、「インサイト」を枠を作成し、全て書き出して下さい。

 

③事実から見える、ターゲットにとっての「メリット」を考える


自社の「ファクト(事実)」から得られるもの(メリット)はイコールの関係になっています。

例えば、

「残業がない」「完全週休2日」のメリットは、→退社後は自分の時間の為の時間が作れる→プライベートの時間を大切にできる「簿記や情報処理の業務に携われる」に対してのメリットは、→未経験者でも1から事務のスキルを身に付ける事ができる

このようにターゲットにとってのメリットを考え、ファクトの横に書き出します。

③ターゲットのインサイトを思いつくまで考える


この求人のターゲットは20代の女性です。なので、20代女性が考えていそうな事を思いつくまま書き出します。

私はなかなか思いつかない場合は「Yahoo知恵袋」などの質問サイトやキュレーションサイトを参考にしています。

用紙の1番右側に「インサイト」を記入していきます。

 

④2つを繋げて、「ベネフィット」を作成する


「ベネフィット」=広告のクリエイティブになります。1つ挙げると、こちらのようになります。

【画像】

メリット=退社後は自分の為の時間が作れる・プライベートの時間を大切にできる

インサイト=彼氏や友達との時間を大切にしたい

ワークライフバランスがしっかり取れる○○会社は事務職を募集します

目指しているのは社員のプライベートを充実させる会社です。

このような形で、自社の強みとターゲットのインサイトをイコールで結ぶ広告のクリエイティブが完成しました。

 

まとめ


いかがでしたか?

今回は例題での作成でしたが、私自身もこの手法でクリエイティブの作成をしています。

これまで作成したものの中でも、やはり自社の強みとターゲットのインサイトを繋げたものは反応が良いように思います。

今後も様々な手法を見つけて、作成をしていきたいと考えております。

その都度、このブログを通して皆様に共有できたらと思います。

 

それでは。