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キャッチコピー作成時にやってはいけない3つのNG

今日は兄の誕生日です。
兄はいつも優しいのですが、オタク色が強過ぎて…って誰が興味あんねん!
こんばんわ、香川です。

今回のテーマは”キャッチコピー”についてです。

Webサイトだけに限ったことではないのですが、集客したい時認知してもらいたい時新商品を販売する時アピールしたい時など
相手に”何か”を届ける為に必ず必要な工程が”キャッチコピーの作成”ですよね。

何の為のサイトであれ、考えなければならないこのキャッチコピー。
皆さんは良いもの生み出せていますか?

今回は、とある不動産会社のページ作成を担当した時のお話です。

ページ作成において、ある程度方向性や狙いが定まった後、ざっくりとラフ作成を済ましてから行う見出しの作成作業。
ここで時間を割いてしまった訳ですね。

他社比較をしてみても、どこのサイトも同じ謳い文句を使っていました。
どう差別化してよいのやら…途方に暮れてしまう時ってありますよね。

結論はいたって簡単です。
そのキャッチコピーが相手(ユーザー)に突き刺されば勝ちなのです。

わかってはいますが、そんなに単純な問題ではありません。

企業のキャッチコピーともなると、それはそれは難しい作業になります。
ましてや不動産サイトです。

ファッションサイトや飲食系、もしくはエンターテイメント性の高いものであれば、派手さに活路を見いだすことが可能です。

しかし、企業サイトとなるとボケる訳にもいきませんし、ある程度堅くなってしまうのが常です。
不動産業界はまさににそうですね。
安心と信頼に最もフォーカスしなければなりません。

その中でも使用できる言葉は無限大とはいかず、限りがあるのです。
…おそらくこの縛られた状態から、新しい言葉を生み出すのはほとんど不可能と言ってよいのではないでしょうか。

ありきたりで、かつ、当たり障りのないものの中から慎重に言葉を選び出し、いかにしてうまく組み合わせるかが重要になってきます。

大変苦労して作りあげた、メインイメージのキャッチコピーを紹介したいのですが、都合上叶いません。

そこで、変わりと言ってはなんですが、(キャッチコピーの作り方ならいくらでもありそうなので)絶対にやってはならないキャッチコピー作成をご紹介したいと思います。

まずは何といっても「自分本位で考えること」です。
基本ですが、伝えたいことに必死になり過ぎるが為に、よく陥りがちなポイントです。

これをした時点で、そのキャッチコピーは失敗と言えるでしょう。
あくまでも”お客様目線に立つこと”が大切です。

次にやってはいけないものは「抽象的な表現」です。
よくわからないサイトを見る気にはならないでしょう。

ですから、ぼんやりとした表現はNGです。
”具体的な数字など”を入れることが必須と言えますね。

最後は何と言っても「良くみせようとすること」です。
表現は難しいですが、「本能に訴えること」が大切です。

昨今のユーザーは極端に広告染みた文章を嫌います。
うさんくさくなく、”読み手が考えずにすむような単語や表現を使うこと”を意識します。
思わずスクロールしてしまうものがベストですね。

口で言うのは簡単ですが、この先何度も壁にぶち当たることでしょう。
その度にこのページに戻ってくるようにして、試行錯誤を繰り返したいと思っています。

…ここまで書いておいてなんですが、キャッチコピーは3秒勝負です。

この”一瞬しか見られないもの”に命を懸ける…。
イイじゃないですか。
カックイイじゃないですか。それでは。