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問題解決のためのキーワード「空・雨・傘」について

どうもこんばんは。

自分の「佐谷」って名字なんですが、電話で店を予約する際などに「草谷さんですね?」みたいな感じで聞き間違われることがすごい多いんですよね。
なので、最近は「北谷です」と言っています。
どうも北谷です。いや、佐谷です。

今日のテーマは問題解決の”空・雨・傘”についてです。

営業、企画、マーケティングなど、どんな職についていても社会人に共通して求められるスキルの1つが問題解決能力だと思います。

“空・雨・傘”とはその問題を解決するうえでの「考え方」のフレームワークのことです。

空・・・「空が曇っている」(=事実認識)
雨・・・「ひと雨きそうだ」(=解釈)
傘・・・「傘を持っていこう」(=判断)

弊社でもホームページ制作をするうえで必ずこの3つの思考パターンを取り入れています。

さて、このフレームワークを当てはめると弊社の場合ではどうなるかを紹介します。


 

空(事実確認)

クライアントからホームページのリニューアルの依頼が来たとします。
まずは現在のホームページにどのような問題があるのかを認識しておく必要があります。

例えば「ホームページのお問い合わせが少ない」といったような事実や、現在のクライアントの悩みなどを確認します。

雨(解釈)

事実確認ができた後は、「なぜそうなるか」を考えることが必要です。

例えば「ホームページのお問い合わせが少ない」という事実に対してすぐに、「広告を打とう」という結論を出すのは根拠がありません。

なぜ「お問い合わせが少ない」のかを考えてみるべきなのです。
ホームページの商品情報がわかりづらいのかもしれないし、お問い合わせフォームが入力しづらいのかもしれません。

そこには複合的な問題が発生しているはずです。
そもそも広告を出す必要がないかもしれません。

傘(判断)

複合的に解釈を行ったうえで導き出された最終的な判断が「傘」です。

「お問い合わせが少ない(事実確認)」のは「商品ページがわかりにくいから(解釈)」という解釈であれば、「商品ページをわかりやすく改善する(判断)」ということになります。


この空・雨・傘の行程はどれが抜けていても問題解決は成立しません。

特に「雨」の解釈が抜けてしまって、「傘」の行程に移すと悲惨なことになりかねません。
広告費を莫大に使って結果が出ない・・・などという場合にはそもそも解釈が間違っている可能性があります。

さまざまな情報が溢れかえり、自分で判断せずにそれらに頼ってしまいがちですが、問題解決能力をつけるためには自分で考えて判断することが大切です。

自分もこの「空・雨・傘」の考え方を習慣づけて、問題解決力を高めたいと思います!