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アプリのインストール数を倍速で伸ばしたい方に。Google広告 ユニバーサルアプリキャンペーン(UAC)の仕組みまとめ

みなさん、こんばんわ。
今回は、Google広告が注力する機械学習の中でも特に費用対効果が高いとされているユニバーサルアプリキャンペーン(UAC)の機能について、ご紹介いたします。

Google広告のユニバーサルアプリキャンペーン(UAC)の仕組み


<特徴>


上図のように、キャンペーンを生成する時点でAndroid、iOSのいづれかを選択する仕様になっています。アプリのプロモーション広告を実施する場合は、計測回りが整っていることが前提条件になりますので、計測がきちんと確認出来たプラットフォームのみで配信することが可能です。

初回に用意する素材は以下の通りです。いずれも必須ではありませんが、画像や動画は多いに越したことはありません。

・広告文(※最大5つ)

・Youtube動画リンク

・画像(※最大20)

・HTML5( ※最大20 )

<初回に設定する項目>
・予算
・目標CPI(1回のインストール当たりかけられるコスト)または、目標CPA(1回の指定したアプリ内ユーザー行動にかけるコスト)
・配信地域
・言語
・日予算
※推奨:目標CPI×50倍
・広告のアセット
-広告文(※最大5つ)
-Youtube動画リンク
-画像(※最大20)
-HTML5(※最大20 )

上記項目をキャンペーン作成時に設定します。

掲載先と表示様式


Google 検索、Google Play のほか、検索パートナー サイト、YouTube、Google ディスプレイ ネットワーク、AdMobなど、アプリの配信面があるサイトに掲載されます。

■Google 検索

<掲載先>
・Google検索
・Google検索パートナー
表示候補となるキーワードはさまざまな方法で生成され、該当のアプリやそのカテゴリに関連する検索語句、Google Play で該当のアプリの閲覧につながった検索語句などが対象となります。

■ Google Play

<掲載先>
・Google Play の検索結果
・Google Play の関連アプリ セクション: 「おすすめのアプリ」、「このアプリに関連するアプリ」
・Google Play のトップページ: 「あなたへのおすすめ」

表示対象となるのは、 該当のアプリに関連する語句で検索するユーザー、該当アプリに類似したアプリの詳細ページを閲覧したユーザーになります。

■ YouTube

<掲載先>
・YouTube の関連するページやコンテンツ

YouTube では、アプリがダウンロードされる可能性が最も高い場所に広告が表示されます。

■Google ディスプレイ ネットワーク

<掲載先>
・ Gmail
・ その他のアプリ
・ ニュースサイトやブログをはじめとする、インターネット上のモバイル ウェブサイト

Google ディスプレイ ネットワーク と他のアプリ内で最も関連性の高い場所に表示されます。
広告の掲載先は、設定した目標インストール単価で最大限のインストール数を獲得できるよう自動的に調整されます。

機械学習が上手くいかないケース


・目標CPIの設定値が低すぎる
いくらが妥当かというところは悩ましいですが、1000円を超すことは少ないと考えて良さそうです。同業種でアプリを出していない場合は、低い金額から設定して様子を見ます。
・日予算が低すぎる(※推奨値は、目標CPI×50倍)
日予算を極端に下げるぐらいなら、配信期間を限定するように調整します。

まとめ


いかがでしたでしょうか。
キャンペーンスタート後の広告の最適化については、基本的にGoogleの機械学習に任せることになりますので、目標値や予算の調整が主なタスクになります。

インストール数が伸びるとアプリのランキングも上がりますので、相乗効果でオーガニック経由のインストール数も見込めます。いずれにしても、費用対効果をコントロールしやすい広告になりますので、まずは試してみられることをおススメします。それでは。