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ついに日本上陸!Spotifyフリー版の広告体験レポート

みなさん、こんばんわ。

2016年9月29日、音楽ストリーミング配信で世界最大級とも言われる「Spotify(スポティファイ)」が日本でのサービス開始を発表しました。スウェーデンで生まれたSpotifyは、現在60カ国で展開し、アクティブユーザーは全世界で1億人以上にのぼり、有料会員数は4000万人以上と言われています。

 

有料版と、フリー版の違い

フリー版では広告が入る、曲のダウンロード再生が出来ない、スマホで聴く際にシャッフル再生になってしまう(好きな順番で聴けない)等の制限がかかります。

今回は、Spotifyの使用感レビューではなく、フリー版で必須の広告についてレビューをしていきたいと思います。

 

■ オーディオ広告

ラジオ広告と似ていて、何曲か再生していると曲と曲の間に、15秒程度流れてきます。
youtubeのようにコンテンツ再生中に入る広告とは異なりますので、それほど不快感を与えないものでしたが、広告の内容によっては感じ方が変わるような印象を受けました。
  • ユーザが音楽視聴中、曲間の広告ブレイクで配信
  • Spotifyのカバーアート領域に、コンパニオンバナーとユーザーがクリックできるキャンペーン名および広告主名を表示します。
  • 短い音声素材のみ: 15秒または30秒の広告。
  • 遷移先URLは1つのみとなります。カバーアートにキャンペーン名リンクと別のURLを設定することはできません。
  • オーディオ広告は、スマートホン、タブレット、デスクトップ、ウェブ、及びプレイステーション®でサポートされます。

■ オーバーレイ広告

曲を変えたいタイミングで、非アクティブ状態から画面を触ったときに、ほんの一瞬表示される広告です。インパクト重視です。本当に一瞬なので、クリエイティブ勝負だという印象です。
デスクトップ・オーバーレイ

ユーザーがSpotifyアプリケーションに戻った際に、オーバーレイが2秒に渡って表示された後にリーダーボード型バナーへと収束しつつ、大きなサイズの画像はリーダーボード型バナーに合うようにリサイズされます。リーダーボード型バナーは画面上に残り、再度最大化することによって迫力のあるフルスクリーンをオーバーレイとリーダーボードの両方を表示することができます。ユーザーはどのタイミングでも、すべての広告素材をクリックすることができます。

モバイル・オーバーレイ
ユーザーがSpotifyに戻った際に、オーバーレイが自動的に表示され、ユーザーが”Dismiss” (訳注:アプリ内で「閉じる」) ボタンを押すか、広告をスワイプするまで表示され続けます。

■ リーダーボード

ページ下部に728 x 90のディスプレイ広告が表示されます。 音楽を聴きながら歌詞を見ることができるという神対応のサービスが、フリー版にも対応していますので、歌詞が表示される画面のすぐ下にあるバナーは割と視角にはいってきます。クリックされるかどうかは、やっぱりクリエイティブ次第だと思いますが、、 

  •  ディスプレイ広告は30秒間表示される外部リンク付き画像
  •  自社の広告以外、同じタイミングでは表示されません。
  •  拡張可能なフォーマットは不可です。
  •  広告は100%画面に表示され、Spotifyが最小化されている場合は読み込まれません。
  •  リーダーボード型バナーはデスクトップ及びウェブのSpotifyプラットフォームのみに表示されます。
  •  広告ユニットサイズ: 728 x 90
すでに60ヵ国で提供されているサービスのためUIも洗練されており、広告についても邪魔になりすぎずにプロモーションを行う工夫が施されているという印象を受けました。
現時点では、音楽関係(ライブの告知や、音響機器の会社等)の広告が多いせいもあってなのか、あまりうるさく感じることがなかったように思います。このような黒を基調とする渋めにデザインされたページに溶け込むような広告は難しいと思いますが、ユーザー目線で見ると色みやデザインも含めて、雰囲気を壊すバナーではなく、何となくふらっと押したくなるようなクリエイティブが効果的だと感じました。
参考サイト
https://spotifyforbrands.com/jp/