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「その広告しつこくないですか?」リマーケティング広告を出す際気をつけたいポイント

『ウェブマーケティングとは、一方通行のコミュニケーションではなく、
消費者が求めているコンテンツを的確なタイミングで届けることだ。』

ーデイビッド・マーマン・スコット 『マーケティングとPRの実践ネット戦略』より

 

みなさんこんにちは、ジーニアスウェブの「黄色い閃光」加藤です。
web業界に入って2週間が経ちました。

実は私、以前は金融業界にいたため、webの知識はほぼ皆無なのです。
大層な異名を取っておきながら、毎日飛び交う業界用語の多さにたじろいでおります。

そんな私が初めて取り組んだ仕事というのが「リマーケティング広告」の作成です。

 

 

皆さんは上の画像のように、あるサイトに訪問した後、別のサイトに移ったはずなのに、先ほど訪れたサイトの広告が何くわぬ顔をして居座っている場面に出くわした事が何度もあると思います。

 

そう、これが「リマーケティング広告」なんですね。つまり、一度自社サイトに訪問してくれたユーザーを追跡して、再訪を促し成約につなげる狙いがあるわけです。

ちなみに私はこの業界に入るまでは「リマケ」という概念がなかったので、誰かが自分のサイトを監視していると思って何度か後ろを振り返った経験があります。

※「リマーケテイング」とはGoogleの機能名の事で、yahoo!における機能名は「リターゲティング」という名称が使われますが、ここではリマーケティングに統一して進めさせて頂きます。

リマーケティング広告で気をつけたい事


 

上述したように、「リマーケティング広告」を出す対象は一度サイトに訪問した人であるため、少なくとも一度も自社サイトに訪れていない人に比べて見込み客度合いは高いと言えます。

そのため、ディスプレイ広告のように不特定多数の人を対象にするより、費用対効果がすぐれていると言われます。

要は費用を最小限にして最大限の効果を狙える手法であるため、最近では当たり前のように使われる事が多い広告なんですね。

しかし、何度もユーザーを追いかけるためしつこいと思われてしまう可能性があり、実際に「ストーキング広告」という異名を持つ側面があります。

 

「リマーケティングリスト」を活用しよう


適切な広告として機能するか、ストーキング広告と揶揄されるかの分かれ目はリストを活用することがカギを握ります。

実際リマケ広告は一度サイトに訪問したことのある人をターゲットにしていますが、その中でも見込み客を詳細に分類し、各項目ごとに、打ち出す広告や頻度を変える事ができます。

例えば、トップページに訪れただけですぐ離脱した人と、買い物かごまで行って離脱した人とでは、見込み客度合いとしては後者の方が断然高いと言えますね。

そうした見込み客度合いがより高い人に向けて広告を打つことが可能なわけです。

Google Adwordsではリスト作成の手順が詳細に掲載されており、これらを自社が定めたターゲットに向けてカスタマイズができるため、あらゆる業界で活用することができます。

リストを作成しターゲットとタイミングを「精査」する事で、自社と顧客とのミスマッチを減らし、双方にとってより適切な広告を出すことに近づけることができると言えます。

リマーケティング広告成功事例


百聞は一見に如かず。リマーケティング広告を上手く活用したことで、成約率を大幅に上げた成功事例を具体的に載せている国内のサイトをご紹介させていただきます。

ferret:効果バツグン!リマーケティング広告の成功事例9選

 

まとめ


本日は「リマーケティング広告」についてお話しさせていただきました。

今日ではポピュラーな広告手法なため、ご存知の方も多くいらっしゃるかと思いますが、しばしば効率が良いという点に目が行きがちなため、冒頭の引用で触れたような本質の部分を見落としていないか今一度再考してみるのもいいのではないでしょうか。