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新米デザイナーの皆さん!「ドロップシャドウ」と「光彩(外側)」の違い、理解できていますか?

みなさん、こんにちは。
ジーニアスウェブ宮崎オフィスの宮本です。

先日、大阪本社にて社員総会が行われたのですが、せっかくなので次の日、USJへ行ってきました。晴天でしたが日焼け止めを塗らずに挑みました。
案の定、焼けました。今年は小麦色ガールを目指してみようかと思います。

突然ですが、デザイナー、特に私と同じ新米デザイナーの皆さん!
Photoshopで「ドロップシャドウ」と「光彩(外側)」、上手く使い分けられていますか?
私は毎回、どちらを使用するか迷ってしまいます。

そこで、今回はふたつを比較しながら違いを発見して、今後使用する際の基準となるポイントを探ってみたいと思います。

レイヤースタイルって?

ドロップシャドウも光彩(外側)も、レイヤースタイルと呼ばれるものです。

レイヤースタイルとは、選択したレイヤー(画像や文字など)の外観を変更する機能のこと。
ドロップシャドウや光彩(外側)以外にも、レイヤースタイルはたくさんあります。

全てを巧みに使いこなせたら良いのですが、なかなか難しいですよね。
私も少しずつ覚えていっている最中です。

 

ふたつを比較してみよう!


ドロップシャドウ(左)と光彩(外側)(右)、それぞれ同じ数値で適用させてみました。

こうして比べてみると、違いはよく分かりますね。
でも、なんだか、どちらもしっくりこないというか…それぞれの良さが出ていませんね。

これだとどうでしょう!?
光彩(外側)には無くてドロップシャドウに有る「角度」「距離」を調整しただけでも、こんなに違いが出ました。

──── ドロップシャドウで、光彩(外側)のような効果は出せない?

出せます。頑張れば笑

より同じ条件になるように、テキストも統一しました。
(左:ドロップシャドウ、右:光彩(外側))
色やスプレッドを調整して、光彩(外側)の外観に近づけてみました。

でも、逆は難しいかもしれません。
なぜなら、光彩(外側)には「角度」「距離」の項目が無いからです。

ドロップシャドウは光彩(外側)の代わりになれても、光彩(外側)はドロップシャドウの代わりにはなれないようです。

結局、どう使い分ける?

両者の違い、こうして比べてみると結構ハッキリとしていますよね。
ここから、実践的なデザイン上で比較してみようと思います。

素敵な写真を背景に、文字を配置するデザイン、よくありますよね?
下記は綺麗な花火が印象的ですが、その上に配置されている文字(fireworks)が読みづらいです。


これを、読みやすくするためにドロップシャドウと光彩(外側)を適用してみたいと思います。
(レイヤウトや文字の色を変えれば、可読性は上がりますが、今回はあえてレイヤースタイルだけで調整してみます)


まずは、「ドロップシャドウ」

可読性が上がっただけでなく、光彩(外側)よりも文字がより目立っています。
背景の華やかな花火に負けず、文字を目立たせたい時は「ドロップシャドウ」が向いていますね。


続いて、「光彩(外側)」

レイヤースタイルを使用しているかどうか分からないぐらいですが、使用していない画像と比べるとその差は歴然。「光彩(外側)」の強みは、そのさりげなさかもしれません。

まとめ

先ほどの比較で、それぞれのストロングポイントが見えてきました。
どうやら、これが使い分けの基準になりそうです。

ドロップシャドウ 圧倒的存在感。さりげない一面も持つ多機能プレイヤー。
光彩(外側) さりげなく、だけど確実に効果を発揮する縁の下の力持ち。

スポーツ選手のキャッチコピーみたいになってしまいました笑

今回の比較の例のように、文字を読みやすくする(可読性の向上)が目的であった場合、その方法は様々です。
その目的を前提として、文字と背景のどちらを目立たせたいのかによって、目的の達成方法が異なるということですね。

今回の結果は、私なりに比較して考えたものなので、この解釈は人それぞれだとは思います。
どう違うんだろう?と疑問を抱いた時は、同じ条件でそのレイヤースタイルを使ってみる。
そうすることで、両者の違いがよく分かりますし、自分なりの基準も定められるので、今後デザインする時にいちいち迷わなくて済みますね。

新米デザイナーとして、まだまだ学ぶことが山ほどありますが、ひとつずつ解消してレベルアップしていきたいものです!
それでは、失礼致します。