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議論を「見える化」する方法 ファシリテーショングラフィックについて

こんにちは。ジーニアスウェブ増田です。
入社してはや1ヶ月が経ち、時の流れの速さを感じています。
今回は、以前僕が学んでいたファシリテーション・グラフィックというものをご紹介できればと思います。

ファシリテーショングラフィックという言葉はあまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、簡潔に説明すると会議などの話し合いの際「何について(議論の対象)、どのように(議論の構造)話しているか」参加者の認識を一致させるために、発言を記録・図式化したもののことです。
これを会議の場で行うことにより、よりスムーズに話が進むのではないかと思います。

ファシリテーショングラフィックを行う上で必要なものは、
・ホワイトボードor模造紙
・書くためのペン(3色以上あれば尚良)
たったこの2つを用意するだけで実践可能です。
※他にもセロハンテープ、付箋、キッチンタイマーなどを使用する場合もあります。

それでは、ポイントをご紹介します。
1.進行役の存在
どんな会議でも、中心になって話を進める進行役の人が存在します。
ファシリテーション・グラフィックにおいてもそれは同様です。ファシリテーターと呼ばれる進行役を立てて、発言を促したり、意見をホワイトボードなどに書いていきます。進行役の人は中立的な立場で会議に参加します。

2.自由に書く
進行役の人(もしくは書記役)は会議で出た意見をホワイトボードに、参加者全員に見えるように大きな文字で書いていきます。その際ただ文字を書くだけでなく、マインドマップやイラストを使用して色鮮やかに書くことで、情報の仕分けや可読性が大きく上昇します。

3.長い意見などは、要点を抽出して書き出す
会議をする際、つい熱が入って発言が長くなってしまうこともありますが、進行役の方はその話を聞きながら、要点をまとめていきます。
なるべく簡潔にまとめることが重要です。

4.人の意見はなるべく否定しない
これが一番の特徴と行っても過言では無いと思います。
会議の場では、意見が対立することも多々あると思いますが対立が激しくなると感情の押し付け合いになり、建設的な会議ができなくなることがあります。
お互いがしっかり話し合いをするためにも、相手の意見をなるべく否定せずに自分の意見を述べることが大事です。

以上がファシリテーショングラフィックを行う上でのポイントになります。
これらを実践することによってのメリットをご紹介していこうと思います。

1.参加者全員が話の流れを俯瞰でき、論点が分かりやすい
議論の流れを全員に見えるように置いているので、それぞれが話し合いの経緯を理解しやすいため,会話の論点がずれにくくなります。
2.触発されて新しい意見やアイデアが生まれやすくなる
自分の意見を否定されないため、自分の意見を積極的に述べることができ、新しい発想が生まれやすくなります。
3.感情的な論争を避けることが出来る
今話している論点がわかりやすいため、ついカッとなって感情のぶつけ合いになってしまうことを無くすことが出来ます。
4.冗長な発言や繰り返しを減らすことができる
会議の流れを視覚化出来ているので、以前出た発言の繰り返しを防ぎ、話し合いをスムーズに運ぶことが出来ます。

今回ご紹介した方法以外にも、KJ法やマンダラートと呼ばれる思考展開法もありますので、もし興味のある方は調べてみて下さい。
それではこれで失礼致します。