2017.09.06 Wed

検索語句に合わせて変化、ユーザーの目を引くテキストの設定とは?


皆さん、こんにちは。ジーニアスウェブ上野です。
季節の移り変わりに差し掛かり、急に涼しい日が訪れたり、日の感覚が短く
なったりと、猛暑から解放される事に喜びつつも、あの喧しいセミたちとの
別れにさみしさを感じております。

今回は、ユーザーの検索語句に合わせて広告文も変化させるGoogleの広告
カスタマイザー機能について御紹介します。

~とりあえずどんなことができるのか~
広告のタイトルや本文に、事前に登録した文字列や数値を自動で挿入。

例)商品名や販売価格、割引率など。

登録したキーワード毎に動的に広告文を変えることが可能です。
少ない労力でバリエーション豊かな広告文の作成が可能です。


〇広告カスタマイザーが推奨される場面〇
代表的なものを例に挙げさせて頂くと以下のものがあります。
・商材の数が多数。
・セミナー、説明会など複数の地域で開催される。
・検索語句に地域名、商品名が含まれる。


〇広告カスタマイザの仕組み〇
広告テキストを変化させるためには、「フィード」と呼ばれるリストを
使用します。
設定を行うためにまずは、フィードの仕組みについて解説します。

上図を例に進めて参ります。今回は、たくさんの野菜を扱う広告主様がリストを
使う事を想定しています。
フィードと呼ばれる大元の変数の中に、さらにいくつかの項目が設定可能です。
フィード内の項目の一つである「Target keyword」に登録されたキーワードと
検索キーワードが一致するとフィードに登録したデータを広告文に反映されます。

ここで設定する項目名は、一目見て何を入れている変数なのか把握しやすい名前に
すると後々のメンテナンスが楽になります。

こちらの画像では、実際に入稿を行う際の形式に合わせてフィードの項目名を修正
しています。
エディターや、管理画面上から作成したフィードを反映させる広告文を作る際の
入力方法はこのようになります。

{=vegetable.name} /野菜販売
www.example.com
{=vegetable.name} /お値段{=vegetable.price} でお取り扱い中!

数学の問題のようになってしまいましたね。
少し言葉を置き換えて書き直します。

{=フィード名.変数(行の項目名)}の形式で広告文に入れます。
{=vegetable.name}←フィード名vegetable内のnameの値を表示します。

{=フィード名.変数(行の項目名)}は広告内の
「見出し1」「見出し2」「説明」内に入力可能です。

アルファベットや記号の羅列でイマイチ広告のイメージが湧かない方も
少なくないと思います。僕も最初は設定で苦戦しました。
皆様のイメージの手助けになればと思いますのでユーザーが検索したと
いう体で{}の形式を変えてみます。

【ユーザーが「大根」で検索をした場合】に表示される広告

おいしい 大根/野菜販売
www.example.com
おいしい 大根/お値段100円でお取り扱い中!


〇最後に〇
実際に検索結果を見てみると、フィードのどの項目に何が反映されて
いるかよく分かるのではないでしょうか、先述しました
「項目名を分かりやすく」は確認時の認識の誤りを防ぐ手段でもあります。

機会がありましたらカスタマイザーの拡張機能について御紹介します。
それでは。

WRITERこの記事を書いた人

野田

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