2018.03.19 Mon

中小企業の経営者・人事担当者が知っておくべきindeed広告で採用コストを劇的に下げるためのキーワード施策とは?


こんにちわ、ジーニアスウェブの横山です。
今回は、indeed広告で成果を出すためのおすすめしたい施策をお伝えします。


まずは、弊社の直近のindeed広告運用の成果をカンタンに挙げさせていただきます。

<葬祭業>
総広告費 広告費45万 採用数8名 採用単価(CPO) 約5.6万円
<建築・住宅業>
月間 広告費15万 応募数7名 応募単価(CPA) 約2.1万円
<食品製造業>
月間広告費10万 応募数11名 応募単価(CPA) 約9千円

職種や条件、地域などにより、応募コストや採用コストは異なりますが、
従来の求人ポータルサイトや求人誌などに比べて高パフォーマンスを上がることが増えています。
なぜ、高パフォーマンスが出るのか?
後ほどご説明します。

そもそもindeedとは?

求人情報検索エンジン【Indeed】は、世界では50カ国以上、月間2億人以上、
日本では利用者が約1,000万人を超えているそうです。
特に去年は全国的にTVCMも放映され、すでに一般認知されているといっていいでしょう。
求人のwebメディアとしては、最大級の規模です。
利用者は右肩上がりに増えています。
特に10〜30代の層では、まずindeedで求人情報を探すという行動をとる人が増えているようです。

indeedで成果を出すためのファーストステップ


indeedで成果を出すためにまず最初のステップとして、

1)自社の採用ページを作る
2)有料広告をかける

この2点が挙げられます。
1、2を行うことで2つのメリットがあります。

1)流入数が圧倒的に増える
2)クローリングされる

indeedでクローリングされると、
indeed内の検索結果で求人タイトルをクリックすると、自社のページに誘導することができます。
自社の採用ページでは、表現の自由度が高く、
応募者に訴求がしやすくなります。
広告を掛けないと、大企業でないかぎり、クローリングされない仕様になっているのです。

indeed広告用の求人ページ作成のコツ

indeedは採用ページの文字情報を重要視しています。
下記参考のような構成で原稿を作ると効果が見込めます。

また、見えない箇所ですが、meta情報もとても重要です。
とくにタイトルですね。
検索結果にはmeta titleタグが反映されます。

indeed広告の間口を広げるためのキーワード戦略

まずは、自社の応募職種ごとのページを設け、魅力的な原稿を原稿を掲載することが重要ですが、
間口を広げるためのキーワード戦略として、私がおすすめする方法をお伝えします。
例えば、食品工場の製造部の募集をかけるとします。

ex)タイトル:製造部 正社員募集

仮にこのような製造部の募集ページを作った場合、
製造 × 地域名
などでの流入は十分に見込めます。

しかし、原稿に製造のキーワードしか入っていなければ、
製造以外の流入が期待できません。
このような場合、以下の手順をとることで、母数が格段に増やすことができます。

1) 製造の仕事の人材属性を定義する
2) 人材属性が検索するキーワードでインプレションの多いものを選択する
3) 求人の原稿に選択したキーワードをなんらかの方法で追加する

順をおって説明しましょう。

1) 製造の仕事の人材属性を定義する

製造の仕事、いわゆるブルーワーカーとも言われます。
製造の仕事に限らず、ブルーワーカーはどのようなキーワードで検索するか、というふうに視点を広げます。
例えば、
工場、職人、検査、軽作業などのキーワード候補が考えられますよね。

2)人材属性が検索するキーワードでインプレションの多いものを選択する

上記で挙げたような、類似職種のキーワードのindeed内でのインプレッションを調査します。
インプレッションの調査は、indeed広告の代理店であれば入手が可能です。
下記がサンプルです。

やはり、工場などのボリュームは多いですよね。
工場で検索する人の数が多いので、ここに自社の求人を当てるように設計します。

3) 求人の原稿に選択したキーワードをなんらかの方法で追加する

indeed広告の特性上、ページ内のテキストに含まれるものだけが、
キーワードとして入稿できるようになっています。
製造の求人に「工場」というキーワードで入稿したい場合、
ページの中になんらかの方法でキーワード追加する必要があります。
例えば、求人原稿の中に、不自然にならないよう、

工場勤務経験者の方大歓迎!

と文章を追加することで、製造の求人であっても「工場」での流入が見込めるようになるのです。
上記のようなキーワード設計をすることで、
ニッチな職種であっても、類似職種の経験者など、
可能性のある人材へのアプローチが可能となります。

いかがでしたでしょうか?

人材難はこれからも続きます。とくに中小企業にとっては、採用コストの高騰は非常に苦しいものです。
従来の媒体に出すだけでは、大きな成果が得られなくなってきています。
状況に応じて、indeed広告も活用することをおすすめします。
まだまだ、地方や中小企業などでは、出稿している企業も少ないので、大きな成果は期待できます。
採用にお困りの方は検討してみては?

あともう一つ、重要なことを忘れていました。

indeedの運用をいくつかこなすうちにわかってきたのですが、
indeedでは、求人詳細ページにまずは流入します。

求人詳細ページをいくつか見た後、
コーポレートサイトに遷移してから、数日経ってから応募する
というユーザーの行動がいくつかあります。

その場合、アナリティクスなどの計測では、indeed経由ではなく、

自社サイトやDirectからの流入で計測が上がり一見、indeedが関係ないように見えてしまいますが、
自社のコーポレートサイトを求職者はしっかり見ているという傾向があります。

計測が難しいので、憶測も含まれますが、
単純に自分が採用活動していると置き換えた場合、求人情報だけでなく、どんな会社なのか?はコーポレートサイトを見ますよね。至極当然な動きです。
もし、採用広告、採用サイトは強化し、コーポレートサイトがイケてなかったとしたら?

その場合は、
コーポレートサイトを見直す必要があります。

それでは。

WRITERこの記事を書いた人

横山祐樹

横山祐樹

株式会社ジーニアスウェブ 取締役 お客様の課題と問題の両方を解決するべく、日々取り組んでいます。

株式会社ジーニアスウェブ 取締役 お客様の課題と問題の両方を解決するべく、日々取り組んでいます。

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