2016.12.20 Tue

これだけで印象がガラッと変わる!?フォントの種類とその意味

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みなさんこんにちは。増田です。
「デザイナーになりたいシリーズ」もはや5回目の記事となりました。
これからもみなさんにデザインの知識をご紹介していくとともに、自身も学んでいけたらと思います。

さて、今回は「フォントの種類」とそれぞれの与える印象・意味を解説していきたいと思います。

フォントの種類について

さて、ひとえにフォントといってもいくつか種類が分かれています。
主に使われるのは、日本語フォントの「明朝体」、「ゴシック体」の2つです。
英字フォントでも「セリフ体」、「サンセリフ体」の2種類があります。
それぞれ見る人に与える印象が違います。

書体を選ぶ時の基準

私たちが普段利用しているパソコンには、たくさんのフォントが搭載されています。それらの中には読みやすいフォントもあれば読みにくいフォント、タイトルに向いてるフォントもあれば、長い文章を書くのに向いているフォントもあります。よって、フォントの使い方を間違えると、せっかく作成した資料も台無しになってしまうこともあります。プレゼンやその他諸々の書類を作るときには、「視認性」「可読性」「判読性」を高めることを意識し、もっとも効果的な書体を選ぶ必要があります。書体の選び方は挙げればきりがないのですが、その基準をほんの少しご紹介します。
1.長文での利用か短文での利用か?
2.読みやすく、きれいな文字か?
3.太字・斜体に対応しているか?
4.ユニバーサルデザインであるか?
これらを意識していくことが重要だと思います。
今回、これらについての説明は省略させていただきますが、もし興味を持った方は是非調べていただきたいと思います。

それでは、今回の本題である「明朝体」と「ゴシック体」について説明していきたいと思います。

明朝体について

明朝体の特徴は
・筆で書いたような装飾
・はらいの部分が先端に向かって細くなる
・縦線も横線もそれぞれ独立した動きがあり太さも均一ではない
これらが特徴になります。
明朝体を使うことのメリットは、細い書体で可読性が高いということです。
そのため、長文になりやすい企画書や教科書などに利用されます。
しかし、太い明朝体では長文には向いていないので、その点は注意が必要になります。
もちろん、細いゴシック体であれば、十分可読性も高いため長文にも活用できます。

ゴシック体について

ゴシック体の特徴は
・目立たない程度の装飾がある
・丸みを帯びている曲線
・縦線も横線も同一の太さ
・先端が細くならないこと
が特徴です。
ゴシック体はポスターやスライドなどの懇切丁寧に文章を書いて内容を説明するものではなく、要点を端的に説明でき、なおかつ遠くからでも見えること(視認性)が求められる場合に使用します。
また、タイトルや見出しなどの、文章の区切りをつける目的でも利用できます。

いかがでしたか?
今回は明朝体とゴシック体の違いについて説明をさせていただきました。
皆さんもフォントにこだわってみると、デザインが一層よいものになると思いますよ。
それでは、今回はこれで失礼いたします。

WRITERこの記事を書いた人

増田

a-blogやWordPressを使用したサイト制作に携わっています。 もっといろんなCMSを扱えるようになれるよう勉強中です。

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