2016.09.27 Tue

検索広告とディスプレイ広告のターゲットは違う!?

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こんにちは、三輪です。
突然ですが、わたくし地元の郷土芸能で和太鼓をしておりまして、色んなイベントに出演させていただきます。
その際、どのようなイベントなのか(内容、場所、時間帯、年齢層など)を確認したうえで演奏曲を考えますが、時折、確認不足により、雰囲気がちょっと違ったかなと反省することがあるものです。

さて、前回までWeb広告の一つである「検索キーワード広告」について触れてきましたが、今回は、もう一つの主たるWeb広告である「ディスプレイ広告」を取り上げます。
この2つの広告、もちろん共通する部分もあるのですが、基本的には別物と考えなければいけません。
そもそも、両社はターゲットとしているお客様がちょっと異なるのです。
今回はターゲットの違い、「顕在客」と「潜在客」について説明します。


1.その前に「ディスプレイ広告」とは

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上記の赤枠のように、Webサイト上に掲載されている広告のことです。
検索広告は、Webユーザーの検索内容との関連性に基づいて掲載されるのですが、
ディスプレイ広告は、Webサイトとの関連性に基づいて掲載されます。

■種類
バナー広告(1番目の画像)とテキスト広告(2番目)の2種類があります。
■配信方法
手動プレースメント(掲載するWebサイトを指定)、自動プレースメント(関連性に基づいて自動掲載)の2つの配信方法があります。

 

2.顕在客=自ら手に入れようとしている、必要性を理解している人
例えば、自社が時計を扱っており、「友人の誕生日に時計を送りたい」というような人は、おそらく「時計」について自分で検索すると思います。なぜなら、洗濯機を必要としているからです。これをいわゆる顕在客といいます。
そういった方は、検索時に「洗濯機」と入力する可能性が高いので、検索キーワード広告を配信するのに向いていると思います。

 

3.潜在客=必要性に気づけば見込み客になり得る人
例えば、「時計」を購入するような場面をイメージしてみると、
・友人の誕生日プレゼント(先ほど挙げました)
・家族の就職祝い
・自分へのご褒美
・彼氏へのクリスマスプレゼント
などがあげられます。

ここでポイントなのは、上記のような理由にお客様が気づくということです。気づいてくれれば、購入する可能性が出てきます。これが潜在客です。
この潜在客が必要性に気づいてくれるように広告を配信することになります。

もちろん潜在客向けと、顕在客向けでは広告の作り方が異なります。
顕在客については、先ほど述べたとおり検索広告でカバーできますので、
ディスプレイ広告では「潜在客」をターゲットとします。

 

4.潜在客を考えるときには「ペルソナ」がおすすめ
・部屋が片付かない→原因が必ずある
潜在客を考えるときには、
・あなたの商材を買うのはどんな人?
・その人の生活スタイル、趣味、、好きなもの、関心のあることは?
など、お客様の行動を徹底的に考えます。

この際に参考になるのが、ペルソナマーケティングです。
以下のような項目について、
①自社に多いお客様
②競合他社で多いお客様
③まだ獲得できていないけど、今後見込みのありそうなお客様
の3パターンを作成し、広告づくりに生かしていきます。

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ちなみにこれは、私が入社3日後に初めて作成したペルソナです。
とても見せられたものではないのですが、参考までに。
そもそも空欄がある時点でよろしくないですね。イメージを膨らませて、顧客像を作り上げることが大切です。

その後、実際にペルソナからバナー作成を行いましたが、まずは自分が宣伝したい商材のことを知ること、そしてそれに関係あるものをイメージできる、あるいは情報収集する力があることが重要だと思いました。

 


まとめ
いかがだったでしょうか。
この他にも様々なWeb広告がありますが、自分のターゲットとしているお客様を獲得できる方法を選ぶことが大切です。
そのためには、いろいろな広告を実際に利用してみる必要がありますね。
次回は、そのほかのWeb広告について紹介したいと思います。


 

WRITERこの記事を書いた人

三輪昇

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