今日の情報時代のマーケティングとWEB2.0において、
ウェブサイトは全てのビジネスの成功の鍵だ。
ーマーカス・シェリダン 『The Sales Lion Blog』の著者
皆さんこんにちは。加藤です。
毎度、突然なのですが、この記事をお読みになられている方々はHPの制作に何らかの形で携わられている方、もしくは、自社のHPの制作・リニューアルをお考えの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか？
弊社は言わずもがな、HPの制作会社であり、広告運用やHP制作の意義を「新規顧客の獲得」であると定義しております。
「じゃぁ実際出来ているのか証拠を見せろ!」という声が聞こえてきそうです。
そんなわけで、本日は顧客事例をご紹介して、その成功例から学んだことをお伝えしたいと思います。
本日ご紹介したいのは、千葉県で建築業を営んでおられるクライアント様です。
クライアント企業のHPはこちらから
クライアント様と弊社がお付き合いをさせていただいてから、行った主な提案は以下の2つです。
1、「広告の露出時間帯の拡張」
2、「HPの部分的な改善」
それでは、以上2点の改善の経緯と、それによって得られた最終的な「真の成果」について見ていきたいと思います。
目次／このページでわかること
改善その１：広告が露出する適切な時間帯
クライアント様は元々リスティング広告の運用をご自身でされていらっしゃいました。
運用当初はリスティング広告の市場に競合他社が少なかったこともあり、成果が出ていたのですが、時が経つにつれ
競合が参入→競争が激化→広告の単価の上昇
と言ったように、次第にかさむ費用に対して、得られる効果が非常に小さくなってしまいました。
そこで弊社が広告の最適化を図るため、広告にかける費用に対して一番良い効果が得られる時間帯を調査し、広告が露出する「時間帯の拡張」をご提案いたしました。
改善その2：HPの部分的改善『問合せを増やすためのリフォーム』
訪問者が検索から広告をクリックした後、訪れるのが、企業のHPになります。
しかし、せっかくHPに訪れてもらっても、すぐに離脱されてしまっては意味がありません。
そこで、今回明確にしたのが、HP改善の目的(ゴール)です。
単にデザインを重視するといったようなものではなく、「問合せの増加」に的を絞る。
つまり、広告をクリックしてHPに来た人に、「すぐに電話やメールで問合せをしてもらえる」ような仕組みを作る改善を施しました。
数字から見る成果
以上、2つの主な施策により得られた成果を、1年間の数字の変化を通して見てみましょう。
売り上げ：上半期売上げ1億円増（4億2000万→5億2000万）
問い合わせ：1.5倍増
問合せ獲得コスト→40%減（問合せ一件あたり1.6万→1万）
大幅な改善が見られました！
数字以上の成果とは？
企業戦略の著書である、『ブルーオーシャン戦略 著：W・チャン・キム レネ・ボルニュ』によると、
優れた戦略は「差別化」と「低コスト」を両立する
とあります。
通常、企業は競争が激化するにつれて、売り上げや利益、成長の見通しが厳しくなることから、「コストを切り詰める」か、あるいは「コストを叩いて差別化を図ろうとする」かのどちらか一方に偏る傾向にあります。
ですが今回の事例では、競合他社の増加や、上昇する広告単価という環境の中で、上記のように「売り上げの増加と、低コスト化」を同時に実現出来ているので、当然ながら利益も大幅に増加した事になります。
ビジネスにおける理想の形と言って良いと思います。
このように、1年間で驚異的な数字をあげることができたのですが、この事例から見る、広告運用・HP改善によって得られた「最大の成果」とは何でしょうか？
それはお客様のコメントにもあるように、委託したことによって、「営業（成約）に使う時間」、「現場工事の品質向上に使う時間が増えた！」
つまり、広告やHPが新規顧客を呼び込んでくれるので、「自身の仕事に専念できる。」という点にあると思います。
広告運用やHPはあくまでも集客の手段であり、本業とは違います。
冒頭で引用したように、webサイトが自社のビジネスの成功の鍵となった例であり、ここに「自社サイトの真価」、があると言えるのではないでしょうか？
今回の事例のように、その時々によって波はあるでしょうが、目的に沿って、戦略と改善策を施す事によって、広告やHPが優秀な営業マンのように数字を上げ続けてくれるケースも多いのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
今回ご紹介した事例の具体的な内容が、インタビュー形式で記載されておりますので是非ご覧ください。
また弊社ではお客様の成功事例をまとめた事例集も掲載しております。
広告運用・HP制作を通じて、「新規顧客の獲得」をお考えの方は是非ご参考にしてください。
これからも広告運用・HP制作を通じて、クライアント様の「新規顧客の獲得」をお手伝いすることに邁進して参りたいと思います。
それでは。
