2019.03.26 Tue

ブログやwebサイトに使用するフリー素材の選び方とおすすめサイトをご紹介

皆さんこんにちは、小野です。

ブログを書かれている方やWeb担当の皆さんは、記事内の写真やアイキャッチ写真などをご自身で作成する機会も多いのではないでしょうか?
その際、手軽にダウンロードして使用できるのが「フリー素材」です。
今回はブログ記事やWebサイト、プレゼン資料などで使用するフリー素材の選び方とおすすめのサイトを厳選してご紹介していきたいと思います。

フリー素材とは?

文字の通り無料で利用できる写真やイラストなどのデータのことを指しますが、フリー素材だからといって著作権が放棄されているわけではありません。使用料は無料でも、著作者よりルールが設けられている場合も多いため、きちんとした定義は存在しないと言われています。
同じフリー素材サイト内でも、加工が認められているものと認められていないものがあったり、著作者の表示が必要である場合も多いです。

また、フリー素材を探しているとよく「ロイヤリティフリー」という言葉を見かけることはないでしょうか?
ロイヤリティフリーとは1度購入すると使用許諾の範囲内で何度でも利用が可能なライセンスのことを言います。
ただし、これが該当するのは購入した人や組織のみで、画像データを第三者へ譲渡したり売却することはできません。

理解せずに利用するとトラブルに陥る可能性もあるので、必ずフリー素材を使用する前に必ず各サイトの利用規約を確認するようにしましょう。
詳しく解説 https://www.biz-shikaku.com/mincho/column/229

素材っぽさを与えてしまう例と写真の選び方

フリー素材は手軽にダウンロードして使用できるというメリットもありますが、選び方によっては素材感・嘘っぽさが強いページになってしまうこともあります。
素材感を和らげる写真の選び方を例を交えながら少しご紹介していきたいと思います。

01わざとらしいジェスチャー


例えば「事務スタッフを募集している採用のページを作りたいけど、ウェブ上に実際の顔写真が掲載されるのは嫌なので素材で対応したい」という要望があったとしましょう。
左の写真はジェスチャーつきで「歓迎してますよ」といったような印象を与えますが、カメラ目線+ジェスチャーというのは少し不自然で、一目で素材だと感じてしまいます。
一方、右の写真は自然な動作や視線により、素材でありつつも現実味があります。

02大人数のカメラ目線


大人数のカメラ目線は多少威圧感を与えてしまう効果があります。
1のジェスチャー同様、目線を外した動作のほうが、素材感や威圧感をなくし日常的な自然な印象を与えます。

03白背景の素材をそのまま使用


人物写真を切り抜いてポイントで使用するのは楽しい印象を与えたり、遊び心があって良いですが、白背景の素材のままブログ記事内などページに配置すると、少し安っぽいイメージを与えてしまいます。
自然な背景があることで改善されます。

おすすめフリー素材サイト4選

高品質で種類が豊富な写真素材をダウンロードできるおすすめサイトを4選ご紹介します。

写真AC


https://www.photo-ac.com/
写真のダウンロードには無料の会員登録が必要となり、無料会員の場合は待ち時間や検索回数の制限、ダウンロード数の制限などありますが、幅広い写真が取り揃えられています。有料会員になれば制限なく利用が可能です。
幅広いジャンルの写真素材が取り揃えられており、利用規約の範囲内で、ブログやサイト、商業印刷物、パッケージなど様々な用途に使用できます。
姉妹サイトでイラストを扱った「イラストAC」などもあります。

利用登録 必要
商用利用 可能
加工 可能
著作権表記 不要

足成(あしなり)


http://www.ashinari.com/
全国のアマチュアカメラマンが撮影した写真素材を無料で配布しているサイトで、多くの写真が登録されています。
画像毎にモデルリリース(肖像権使用許諾同意書のこと)の表記もあるため安心して利用できます。

利用登録 不要
商用利用 可能
加工 可能
著作権表記 不要

pixabay(ピクサベイ)


https://pixabay.com/ja/
160万点以上(2019年1月時点)の無料写真やイラスト、ベクター画像、動画をダウンロードすることができるサイトです。
海外のサイトですが検索など日本語対応もしっかりされており、海外サイトが苦手な方でも使いやすいです。
会員登録も不要で、種類も豊富なので様々な場面で利用することができます。
ただし、一部の写真ではライセンスが異なるようなので、ダウンロード前にライセンスが「Public Domain CC0」となっているか確認するようにしましょう。

利用登録 不要
商用利用 可能
加工 可能
著作権表記 不要

Unsplash(アンスプラッシュ)


https://unsplash.com/
Unsplashは、プロのカメラマンが撮っている写真を提供しているサイトで、かなりクオリティーの高い素材が公開されています。
ダウンロード方法は簡単で、気になった写真をクリックし、右上の「Download Free」のボタンをクリックするだけでダウンロードすることができます。

利用登録 不要
商用利用 可能
加工 可能
著作権表記 不要

まとめ

無料でクオリティの高い素材を使用すると、他のWebサイトでも同じ写真を使っている可能性も高くなります。
フリー素材サイトはコストもかからず大変便利ですが、全てをフリー素材で対応すると素材感のでるサイトや記事に仕上がるので、「どこかでも見たことがある感」が出てしまったり「どこかにもありそうなコンテンツ」に見えてしまう可能性もあります。
オリジナリティを出したい場合はフリー素材のみではなく有料素材と組み合わせたり、実際の写真を使用することも大切です。
使用する写真や素材でサイトや記事の印象がガラリと変わるので、しっかり検討した上で写真を選んでみてください。それでは。

WRITERこの記事を書いた人

小野

小野

宮崎オフィスで主にデザインを担当させていただいてます。

宮崎オフィスで主にデザインを担当させていただいてます。

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