2015.01.06 Tue

ホームページ制作でライバルに勝つために行う「差別化」について

differentiation

新年明けましておめでとうございます!
本年もどうぞジーニアスウェブをよろしくお願い致します。
年末年始の暴飲暴食で体重がとんでもないことになってますが、2015年は気も体も引き締めていきます!

さて、新年一発目のテーマはホームページ制作において重要になる”差別化“についてです。

とある転職サイトのランディングページの制作秘話をしたいと思います。
昨年にとある転職者求人のランディングページを制作しました。

ターゲットは四国でU・Iターン転職をしたい30代前半の男性を想定していました。
エンジニアの転職というだけでもかなりニッチですが、さらに四国で転職したいと考えている人に向けたページを作るということで、かなり頭を悩ませられました。

ターゲットを分析した結果、

①四国で転職を考えているがどうしていいかわからない
②何らかの事情があって四国に戻る必要がある
③今のスキルを活かして地元で活躍したい

という悩みがあることが挙げられていました。

また、四国で転職するメリットとしては以下のような点がありました。

・残業時間が比較的少なく、生活にゆとりが持てる
・転勤の可能性が少なく四国に生活基盤を置ける
・製造業をメインに世界一や日本一のシェアを有する優良企業が数多くある
・通勤ラッシュから解放される
・生活費が都心部よりも安い

この時点でユーザーのニーズは他のエンジニアの求職とは異なったものがあると感じました。
四国では生活費が安い分、給与も安く、都心部でバリバリ稼ぎたいという人にはまず向いていません。

家庭を持ち、時間的にゆとりがある生活を送りたいと考えている所帯持ちの男性や、一線を退いて自分のスキルを活かして地元に貢献したいと考える年配のエンジニアが頭をよぎりました。

そこでメインビジュアルで四国の写真をふんだんに使用し、”地元感”を全面に出して他のエンジニアの転職サイトと差別化を図りました。

また、エンジニアといってもITエンジニアや製造技術や研究員など幅広い募集があったので、募集例を目立つように羅列して取りこぼしのないように注意しました。

その結果、検索連動型広告で平均CV率3%を記録しています。
母数が極端に少ないので確実な成果があったとはいえないかもしれませんが、それでも今のところ良い結果が得られています。

正直今回のケースではかなり挑戦的な部分もありましたが、結果が出ているので間違いではなかったのかなと少しほっとしています。(まだまだこれからですが…)

どんな業種であれ、同じようなサイトを見かけることは多いと思います。
作り手はそのサイトを見る人がどんな人で、どんなことがその人に響くのかということは常に考えなければいけません。

今やどんな業種でも競合サイトがわんさといる中で、生き残る術は”差別化“しかないのかもしれません!

WRITERこの記事を書いた人

佐谷

Web業界1年目のど素人、超新星とも呼ばれます。 お手柔らかにお願いします!

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