2018.06.25 Mon

作ったメルマガはそもそも読まれていない?成果を最大限にする為のメルマガ開封率の改善方法!

こんにはちは!ジーニアスウェブの壹岐です。

最近は様々なマーケティングがある中で、メルマガでの見込み客へのアプローチがこれから更に有効になるのではないかと実感しています。

検索エンジンの評価にも左右されず、見込み客のリストさえあれば自分の好きなタイミングで効果的にアプローチすることができる。

新しいチャネルの台頭で「メルマガなどのメールマーケティングはもう古い」といった意見もあるようですが、新しいものと組み合わせる事でさらに強化されたというのが正しいと思います。

しかし、このメルマガを送った後に実際どれくらいの人が見ているかまでしっかり把握しているでしょうか?

そもそも読まれていなかったら意味のないマーケティングを行っている事になります。

ということで今回は、成果を最大にする為のメルマガの開封率の改善についてお話していきます。

 

開封率の計算方法

メルマガは定期的に旬な情報やセール情報などを届け、見込み客とコミュニケーションを図るのに適した手法です。

私もメルマガの作成を行っているのですが、現在は開封率の改善を課題として取り組んでいます。

そもそも開封率とはメルマガを配信した数のうちどれくらいの割合の方が受信したメルマガを見たか(メールを開封したか)を、パーセントで表現した数値を指します。

ただし、メルマガは必ず全数配信に成功するとは限りません。何らかの原因で不達に終わったメルマガの数を差し引き、下記の計算式でパーセントを算出します。

開封率 = 開封されたメルマガの数 ÷ ( 配信したメルマガの数 – 不達に終わったメルマガの数 )

例えばメルマガを配信した数が100通とした時に、不達となったメルマガが10件、開封されたメルマガの数も10だった場合は開封率は約11.1%となります。

 

そもそも読んでもらえるという認識が間違い

メルマガを始めたばかりの時は、1メルマガ配信→2メルマガ到達→3メルマガ開封→4メルマガ閲覧→5売上につながる。という流れが起きると思っていました。

しかし、そもそもメルマガを送れば読んでもらえるという認識自体が間違いなのです。

「マックスウェル・サックハイムの3原則」というコピーライティングの世界で有名な原則があります。それがこちらです。

1. Not Read(読まない)
2. Not Believe(信じない)
3. Not Act(行動しない)

どういう事かと言いますと、見込み客とは基本的に広告やメルマガを読まない、信じない。信じたとしても行動しないという心理原則が働くというのです。

なぜこういった心理が働くのかと言いますと、見込み客は自分の悩み・欲求を解決してくれる商品がまず一番に欲しいと感じています。ですので、

見込み客→商品

となるのが理想なのですが、広告やメルマガが入ることで、

見込み客→広告(メルマガ)→商品

となり、広告が商品の壁になっているという心理が働きます。これによりすぐに商品が欲しいのに壁が障害となり「広告やメルマガは基本的には見たくないもの」となってしまうのです。

ではどうすればいいのか?

ここで大事になるのがメルマガのタイトルになります。

タイトルで興味が湧くものにすれば最初の「 Not Read(読まない)」という最初の壁を突破する事ができるのです。

 

開封率を改善するタイトルをつくる例

ではどういったタイトルが良いのか?
開封率を改善するタイトルとして下記のような例がありますので参考にして頂ければと思います。

・タイトルに具体的な数字を入れる
・目立つ演出をする(☆や■などの記号をつかう)
・疑問形で問いかけ形式にする(〇〇〇って知っていましたか?)
・感嘆詞を入れる(えっ!?、なんと!等)
・旬なキーワードを入れる
・業界のNews(ニュース)を取り入れる
・緊急性・限定感を表現できている
・見込み客の常識を否定する
・「無料」「重要」というキーワードを入れる

見込み客に瞬間的に「読みたい」「気になる」といった感情を与える事がタイトルには必要です。自分が作ったメルマガ以外にもたくさんのメールが届いているはずですので、興味が湧かなかったり、これはセールだな。と思われたらその時点で開封されなくなってしまいます。

情報が大量に出回っている社会において、タイトルはこれからますます重要になり、むしろタイトル決めで最初の勝負が決まってしまうのです。

 

さいごに

実際に私も意識してメルマガのタイトルを考えて送信しました。今月の結果が下記のような結果でした。

第一週のメルマガ開封率→13.5%
第二週のメルマガ開封率→14.1%
第三週のメルマガ開封率→14.7%

少しずつですが、開封率が改善してきました。

もちろん短い期間での数値で全てが決まるわけではないので、継続して数値の動向を追っていきます。

開封率を上げたあとの本文のコンテンツなどはまた次回、お話できればと思います。

それでは今回は以上になります。失礼致します。

WRITERこの記事を書いた人

鈴木

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