2017.03.16 Thu

何故買うのか?購入者の心理を探る「顧客分析」

whybuy
こんにちは、ジーニアスウェブ上野です。

唐突ですが、皆さんは商品やサービスを買った時のことを覚えていますか?
欲しい物があって買った、衝動買いをした、似たような物の中から選んだ
・・・など理由は人それぞれだと思います。
・・・特に理由無く買ったという方も・・・もしかしたらいらっしゃるかもしれません。

今回は商品や、サービスを売り込む広告を作る前に行う
「顧客分析」についてお話します。

顧客分析の目的=購買決定要因を把握する


購買決定要因を知ることは、顧客のニーズや不安・不満の把握に繋がり、
その内容を反映させることで、広告を配信する際に魅力的に見せられるようになります。

購買決定要因を考える上で重要な要素として

➀客を知らずに広告運用で結果を出すのは不可能である
➁客は「商品そのもの」が欲しい訳ではない
➂消費者の傾向を把握
➃商材(商品やサービス)の認知度

上記の4つが挙げられます。
これらを詳しく解説していきます。

➀は当たり前のことを書いているのですが、ここを意識していないと、的外れな
内容の広告を出してしまったり、売り手も何をアピールすれば良いのか
分からなくなったりします。こうなると本末転倒です。


➁はパッと見て何を言っているの分からないと思われる方もいらっしゃると
思いますので具体例を含んだ小話をさせて頂きます。

Aさんの店に「穴」を空けるためのドリルを買いに来た客が来店。
客「ドリルは売ってますか?」
A「当店では扱っておりません・・・ですがスコップならございます」
客「では、それで」
客はスコップを持って帰り、無事穴を空けることに成功しました。

ここで注目すべきは客が欲しいのは、ドリル(方法)ではなく、
穴(目的)を空ける道具(方法)であったという事です。
穴を空けられる道具なら何でも良かったのです。
自社の商材がどういった目的(ニーズ)に応えられるのか、
他の手段と比較した時の強みを伝えられるかがカギです。


➂は購入にあたって消費者が何を重要視しているかを調査します。
「価格」・・・安さ、市場での相場観
「実績」・・・販売会社や商材そのもの
「第三者評価」・・・○○推薦!芸能人も愛用など
「性能」・・・自社比較で通常の3倍!
下図(掃除機のレビュー)のようにレビューサイト等は実際に使ったユーザーの
データが多く記載されています。

rebyu


➃は商材に関するコミュニティーサイトを調査することで分かります。
オススメの探し方として ○○+SNS ○○+質問 ○○+掲示板
利用者の声もそうですが、ここでは商材購入を考えている将来の顧客となる
人々の情報を知ることができます。
加えて、競合他社のサイト・・・よくある質問コーナーもチェックすると良いでしょう。

最後に・・・
より良い広告を発信するためにはその広告を見る人々の情報が不可欠です。
一つの方法にこだわらず幅広く情報収集に努めて行きましょう。

WRITERこの記事を書いた人

野田

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