2017.04.13 Thu

まるで脚本。知らないうちにポチッとしてしまうユーザー導線

success

皆さん、こんにちは。
ジーニアスウェブの上野です。

新しい環境の中で、日々慣れないことだらけの方も多いと思われますが、
物を覚えるまでの期間です。今の内に様々な事を吸収して大きく成長したと
自他共に認められるよう頑張って行きましょう!

さて、今回は前回にお話しさせて頂いたランディングページ(以下LP)について
ユーザー導線という観点からどのように読者を引き込んでいくのかを
ご紹介いたします。

前回のおさらいを初めにさせていただきますと・・・

・ランディングページ・・・その商材についてユーザーが目にする最初のページ。
・ユーザーがページから離脱するまでの平均時間は「約3秒」
・読み手はあまり購買意欲は高くない。

以上の内容についてご紹介させていただきました。
こうして見てみると、限られた時間で如何にユーザーが自社の商材に
魅力・メリットを感じ、購入に繋げればならないか、と中々ハードな
環境にあることが伺えます。

読み物に「起承転結」があるように、LPにもユーザーがスムーズに商材について
把握し、購入するか否かの判断を促すまでに持って行く構成があります。

 

〇LPにおける鉄板構成〇


➀誘起
離脱判断が3秒であることを念頭に置き、LPの初めから、ユーザーが商材を
使うことでどうなるかを訴求します。

➁結果
商材を使って得られる結果、事実を伝えます。➀との違いとして事実、結果に
フォーカスした内容で構成します。

➂証拠
先にユーザーに紹介した結果を裏付ける証拠を伝えます。興味を持ったユーザーに
対し、納得の行くように根拠・証拠を示します。具体性のない説明をしてしまうと
以降の項目に行く前に離れてしまいます。

➃共鳴
数値で根拠付けた内容であっても、やはり自分と同じもしくは似たような
ユーザーのレビューの方が有益な判断材料にになる場合があります。
実際に商材を使った生の声を紹介することで、同じ悩みや要望を持ったユーザーを
誘導する際に活きてきます。

➄信頼
➂と似ていると思いがちですがここでは、自社による分析ではなく第三者の視点で
評価することで、自社商材の客観性が生まれ、ここまでに紹介してきた内容に
信憑性が増してきます。TV番組や新聞など公的な信頼が得られるもの、受賞歴が
あれば是非とも記載しましょう。

➅ストーリー
人間は感情で物を買い、理論で正当化すると言われています。砕いた言い方に
なりますが、衝動買いをした後に、何かしら理由を付け加えて自分は本当に
必要な物を買ったのだと自らを納得させます。
商材の開発秘話や携わってきたスタッフの想い、こだわりを紹介し、
ある種のドキュメンタリー仕立てで見たユーザーの心(購買意欲)に
訴えかけて共感し購入へと導きます。

➆クロージング
ここを抜いてしまうと、商材について知ったユーザーが開発話を聞き、
良い話だったとそのままサイトを離れる可能性が非常に高くなってしまします。
「今買わなければいけない、損をする」とユーザーに思わせる様、
期間限定の保証、追加要素といった、お得感を演出。また後でと離脱することを
防ぎます。

➇追伸
➆で説明した要素を補足します。「大事な事なので2回言います」と念を押して
ユーザーに最後の訴求を行います。

 

〇終わりに〇


ユーザーの平均離脱時間を乗り切ることも大事ですが、本番はLPを見た
ユーザーが商材を手に取る所までです。主な構成の例としてご紹介させて
いただきましたが、自社の商材についての研究や、ターゲットにしている
人々のニーズを正しく把握すると言ったリサーチで得た情報量がLP成功の
大きな要素となります。

WRITERこの記事を書いた人

野田

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