2014.05.08 Thu

通販における利益構造と目標とする目安


通販は、顧客に商品がとどくまでに思っている以上にコストと手間がかかります。
そして、スピードも求められます。

これらの物流費・広告宣伝費・DMなどの制作費・配送料などを「フルフィルメント」といいます。

この「フルフィルメント」を予め、計算にいれて、価格設定をし、戦略を立て、利益を出していかなければなりません。

まずはひとつの商品に対しての利益構造を知り、仕組みを作る。

売上のうち、原材料費30%、固定経費30%、販促系費30%を目安に、10%の経常利益が出ることを基本とします。
このバランスが悪くて、経常利益が10%を大きく下回るようでは、いくら数を売ってもなかなか利益にはつながりません。
(もちろん、10%以上は理想ですが。。。)

次は事業単位(部署単位)で考える。

通販の場合は、極端な例で言うと、担当者1人に対して、席がひとつ、電話線一本と受注や事務処理をする人がついていれば、
成り立ったしまうスモールビジネスです。

1商品に対し、1担当者、1億円の売上をひとつの軸と考えます。
実際は、1億円の売上は、至難の技ではありますが、このひとつの軸を、成功の1ユニットと考え、そのユニット数を増やすことができれば、10商品で10億円という数値になります。

そのユニットに対し、1年、2年・・5年と、順調にリピート客をとれるように成長することができれば、10%の経常利益であっても、さらに大きな仕掛けができるようになります。

いかがでしたか?

上記は、あくまで机上の空論でありますが、あくまで考え方として、知っていると知っていないでは、大きく差が出るのではないでしょうか。

WRITERこの記事を書いた人

横山祐樹

横山祐樹

株式会社ジーニアスウェブ 取締役 お客様の課題と問題の両方を解決するべく、日々取り組んでいます。

株式会社ジーニアスウェブ 取締役 お客様の課題と問題の両方を解決するべく、日々取り組んでいます。

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